地球の果て南極。そこは厳しくも美しい
自然と逞しく生きる動物の楽園
南極への船旅14日間|読売旅行

「南極に行ったことがあるか?」と聞いて「YES」と回答する人は少ない。しかし南極には年間2万人以上の旅行者が上陸を果たしており、今後その数は10万人を超えるとも予想されている。今、地球最後の秘境南極が旅の選択肢として注目されている。

ここが旅の原点南極大陸へ。

 地表の98%が氷に覆われた地球上で最も過酷な自然環境を持つ南極大陸。どの国家にも属さず、南極条約によって守られた未開の地に、人はなぜ魅せられるのだろうか。
 南極への旅は、アルゼンチン経由で極地用クルーズ船に乗り南極半島を目指すコースが一般的だ。約1000㎞48時間の船旅になるが、レストランにジムやスパなども備えたラグジュアリーホテルレベルの最新クルーズ船を選べば、旅は快適そのものだ。また、日本からのツアーなら日本食の提供もあるし、南極を熟知した日本人添乗員も付くので心強い。

写真:(株)クルーズライフ写真:(株)クルーズライフ

最新型の耐氷能力に優れたクルーザーに乗り南極へ。1~2月の南極は1年で最も気候が安定した時期で、平均気温も-6℃〜6℃と冬の北海道と大差がない。南極を旅するのであれば、この時期がおススメだ。

氷の世界に広がる野生動物の楽園

 船外に氷山が現れてくると、いよいよ南極大陸だ。南極大陸には港が無く、沖合でゾディアックボート(探検用小型艇)に乗り換え上陸を目指す。小さなボートで浮遊する氷をかき分け進む冒険感もさることながら、目の前に広がる風景が圧倒的で衝撃的に美しい。そして大陸に足を踏み入れれば、そこは文明とは無縁の大自然と、限られた動物たちだけの世界だ。数千年かけて降り積もった雪、自然が生み出す芸術的な氷の造形、旅の時季が動物たちの活動期である1月であれば、無防備に昼寝をするアザラシや、静かに泳ぐザトウクジラ、産まれたてのヒナとそれを見守る親ペンギンなど、力強く生きる貴重な動物たちの姿を見ることが出来るかもしれない。聞こえてくるのは風の音と時折響く氷の砕ける音、そして動物たちの声だけだ。そんな太古の昔から変わらない地球最後の原生地域の中を歩く感動の体験を、ぜひ想像してみて欲しい。

数百年の時をかけ作られた南極の氷でオンザロックを楽しむ。そんなロマンたっぷりの楽しみも南極ならではだ。数百年の時をかけ作られた南極の氷でオンザロックを楽しむ。そんなロマンたっぷりの楽しみも南極ならではだ。
足の踏み場もない程の群れをなしたペンギンの巨大なルッカリー(営巣地)。足の踏み場もない程の群れをなしたペンギンの巨大なルッカリー(営巣地)。

感動とロマンを求めて地球最後の秘境へ

 南極を旅した人にその感想を聞くと、ほとんどの人が同じ回答をするそうだ。
「 南極は本当に何もないところ。でも、今までに旅した世界中のどんな場所よりも大きな感動と一生語れるだけの思い出が出来る場所」
 旅の目的は人それぞれだが、旅の原点が見たことのない風景への憧憬、知的好奇心や冒険心だとしたら、南極の旅は世界中のどの場所よりも、行くべき旅先なのだろうと思う。

ゾディアッククルーズでは、そびえ立つ氷山をより身近に見ることが出来る。その巨大さは圧巻だ。ゾディアッククルーズでは、そびえ立つ氷山をより身近に見ることが出来る。その巨大さは圧巻だ。

ワールド・エクスプローラー

ワールド・エクスプローラー全客室の72%がバルコニー付きで、すべての客室が最低25㎡以上の広さを持ち快適な居住空間を実現。ゴム長靴や防寒具を収納できる個人ロッカーがあるマッドルームを完備し、快適な南極旅行を楽しめる。
主な観光スケジュール
日次 日程 食事 宿泊
 1日目  (11:00~19:00) 成田又は羽田空港より空路・米国内都市へ(所要約12時間)《国際日付変更線通過》(着後)乗り継いで、空路・ブエノスアイレス(エセイサ国際空港)へ向かいます。(所要約10時間) 朝:×
昼:× 夕:×
 機中泊
 2日目 (8:00~12:00) ブエノスアイレス着
(午後) ブエノスアイレス市内にてプラザデマヨール、レコレータ墓地を観光
朝:× 昼:○ 夕:○ ブエノスアイレス 泊
3日目 ( 朝 ) ホテルにて朝食後、ブエノスアイレス(アエロパルケ空港)へご案内
(午前) ブエノスアイレスより専用チャーター機にて空路・ウシュアイア(マルビナス・アルヘンティーナス空港)へ(所用約3時間半)
【チャーター企画ならではのポイント】大きなお荷物はウシュアイア空港より船内キャビンまでお届け。荷物移動のわずらわしさもない。
(午後)ウシュアイア到着後、専用車にて南アメリカの南端部に位置するティエラ・デル・フエゴ島国立公園観光へ
※航空チャーター便のフライトスケジュールによりティエラ・デル・フエゴ島国立公園観光が、行程12日目:チャーター船下船後になる場合も。
(夕刻)耐氷船「ワールド・エクスプローラー」に乗船し、一路、南極に向けて出港。
朝:○ 昼:× 夕:○ 船中泊
4~
5日目
(終日) ドレーク海峡クルーズ
夢と感動のドラマの幕開け!海鳥の観察やクジラとの出会いにも期待!
【チャーター企画ならではのポイント】船内放送、船内新聞(デイリープログラム)、食事メニューなどはすべて日本語で案内。外国語に囲まれたストレスを感じることなく、純粋に南極観光を楽しめる。【船上では南極講座を開講】極地観測に従事した経験のある日本人講師による「南極の魅力」を学ぶ講座。南極到着までにその知識を深められる。【日本人調理師が同行】船内レストランでは、朝・昼・夕と和食サブメニューも用意。朝食は「お粥・味噌汁・お漬物」でスタート。壮大な氷河を眺めながら「ざるそば」をすするのも粋。
 朝:○ 昼:○ 夕:○ 船中泊
 6~
9日目
南極半島北方沖のサウス・シェトランド諸島に到着。サウス・シェトランド諸島上陸観光
1日平均2回の上陸観光又はゾディアック(小型探検艇)遊覧を予定。ペンギンの営巣地、オットセイやアザラシたちを観察。
《ついに南極に到着》氷河に塞がれた水路を進み、地球最後の秘境・南極に到着。南極の神秘に迫り、野生動物達との出会いに期待!《南極クルーズ(以下の訪問地の一例)》●楽園という表現にぴったりのパラダイス・ハーバー
●ペンギンたちで賑わうポート・ロックロイ
●絶景が広がるノイマイヤー&ルメール海峡を通過
●ペンギンたちが営巣するピーターマン島
※気象・海象・海氷の条件により約200箇所ある上陸ポイントの中から最適な上陸ポイントへと案内。
朝:○ 昼:○ 夕:○ 船中泊
 10~ 11日目 (終日) ドレーク海峡クルーズ
南極大陸に別れを告げ、ドレーク海峡を北上。
朝:○ 昼:○ 夕:○  船中泊
 12日目 ( 朝 ) ウシュアイア港へ入港(下船)
(午後) ウシュアイア(マルビナス・アルヘンティーナス空
港)より専用チャーター機にて空路・ブエノスアイレス(エ
セイサ国際空港)へ(所要約3時間半)
( 夜 )ブエノスアイレスより米国内都市へ(所要約10時間)
朝:○ 昼:× 夕:×  機中泊
 13日目 (早朝) 米国内都市到着
(午前) 米国内都市より空路・帰国の途へ(所要約14時間)《国際日付変更線通過》
朝:× 昼:× 夕:× 機中泊
14日間 (14:00~18:00) 成田又は羽田空港到着 朝:× 昼:× 夕:×

ワールド・エクスプローラー

チャーター船で行く
南極への船旅14日間
催行決定

  • 2024年1月10日~23日
  • 228万9000円~354万9000円

※大人1人:トリプル/3人部屋・ソファベッド~オーナーズスイート/2人部屋
※燃料サーチャージ 9万4,000円(2023年1月1日現在)、国内海外空港税、船内チップなどが別途必要

事前説明会を開催中

  • 日時:7月1日 (土) 14:00~16:00、8月5日 (土) 10:00~12:00
  • 場所:読売旅行築地本社 東京都中央区築地2-5-3 読売築地ビル
  • 参加費:無料、要予約

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