横浜グルメバトン

横浜グルメバトン VOL.3

広典 | 中区 石川町

ISSUED | 2018.07

カウンター席に腰を落ち着け 目の前で生み出される鮨や 旬の小料理を心ゆくまで堪能

「焼肉 大石」の大石晶さんからバトンを受け継いだのは 昨年、石川町に「広典」をオープンした上野広典(こおすけ)さん。 食材と真摯に向き合う、鮨職人の原点を感じられる。

PROFILE

KOOSUKE UENO
上野広典さん

鹿児島県生まれ。18歳で鮨職人の道に進み30歳で「広典」を オープンさせた。「今はこの店の知名度を上げて、多くの方 に足を運んでいただくことが第一ですが、いつの日かもう 一度、ニューヨークで勝負してみたいという夢はあります」。

こだわりが詰まったカウンター8席のみの店内

昨年9月、JR京浜東北線の石川町近くにオープンした「広典」。10坪ほどの小ぢんまりとした店内に設えてあるのは、カウンター8席のみ。「目の行き届く範囲で、お客様の表情を見ながら料理を提供したかったんです」。そう語るのは板場を一人で取り仕切る、大将の上野広典さんだ。

 鮨職人の粋な雰囲気に憧れ、18歳でこの世界に入った。「30歳で独立する」という目標を胸に修行に励むなか、「地元を出てもっと見聞を広めたい」という思いが強くなり、生まれ育った鹿児島県を離れ、東京や横浜、ニューヨークなどでも経験を積んだ。

 30歳を迎え、自分の店を持つべく奔走するなかで女将となる愛さんに出会い、愛さんの地元である横浜に店を構えることとなった。

素材への真摯さが伝わる本格江戸前鮨と旬の料理

 上野さんが提供するのは、素材の旬を大切にする本格的な江戸前鮨。それゆえ、ネタの仕入れに妥協はできない。上野さんは毎朝、横浜市中央卸売市場まで自ら出向き、納得のいった食材だけを選ぶ。「ネタは常時30種類ほどを取りそろえています。旬の食材のほか、地元の美味しいものをもっと多くの方に知ってもらいたいという思いが強くあり、鹿児島の食材も積極的に使っています」。そのため鹿児島から直送される素材も多く、夏は天然ウナギや赤ウニなどの逸品がケースに並ぶ。

「お客様には贅沢な空間で、時間を忘れてゆっくりと料理を味わって頂きたいんです」との上野さんの想いが詰まった心地よい空間と旨い料理に魅了され、その場で次の予約を入れる客も少なくない。席数が限られるため、予約が取りにくくなっているのも事実だ。しかし、それでも諦めないでほしい。食材にどこまでも真摯な上野さんの姿勢が伝わる鮨や料理の数々に、足を運んだ甲斐があったと笑顔で納得できるはずだ。

RESTAURANT INFO 店舗情報

  • 広典 (こおすけ/中区 石川町)

    住所: 横浜市中区石川町1-24-2▶︎MAP
    電話番号: 045-228-9653
    営業時間: 18:00~
    定休日: 不定休

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