横浜グルメバトン

横浜グルメバトン VOL.11

日本料理 梅林|中区 吉田町

ISSUED | 2019.03

天然ものだからこそ季節の味覚を心ゆくまで堪能できる

「天ぷら・肴 登良屋」の荒井浩さんからバトンを受け継いだのは同じ吉田町にある老舗の「日本料理 梅林」の山下英児さん。天然素材にとことんこだわった旬の料理を提供している。

PROFILE

EIJI YAMASHITA
山下英児さん

48歳。大学を出て都内の天然ふぐを取り扱う日 本料理店で修業。25歳で父が店主を務めていた同店に入り、28歳の頃3代目を継ぐ。76年続く横浜の老舗としての伝統と新しい感覚で、旬の天然食材を活かした日本料理を提供している。

日本料理の名店で天然うなぎの滋味を楽しむ

 吉田町の老舗日本料理店。百貨店の催事などで販売される「うなぎの朴葉蒸し」が名物ということもあり、うなぎ専門店と誤解されることもあるが、旬の天然食材を使った日本料理を振舞う名店だ。

「最近では、天然うなぎの認知が広がり、扱うお店も増えてきました。当店にも天然うなぎを求めて多くの方がいらっしゃいます」。山下さんによるとうなぎは天然ものだから美味しいとは必ずしも限らないそうだ。

「養殖ものは質が均一ですが、天然ものは質がまばら。その点仕入れが重要になってきます。店では何十年も昔から天然うなぎを仕入れてきました。島根県の宍道湖や青森、熊本などからその時期に手に入る品質の良いものを仕入れています。サイズは300〜700gの大きすぎず、小さすぎないものが良いですね。このサイズのものは身質、脂の乗り、皮の厚みなどバランスが絶妙です」。

 天然うなぎの身質の良さを楽しむためには、やはり白焼きが一番。同店では活きた状態の天然うなぎを客席で見せて、焼き方などの注文もその場で受けている。半分は白焼き、もう半分は蒲焼と好みのオーダーができるのが嬉しい。

3代目がたどり着いた天然ものへのこだわり

 天然うなぎ以外にも、ふぐ、あわび、カニ、伊勢海老といった、その日おすすめの特選素材を使ったコースが人気だ。もちろんうなぎと同様に、活きた状態の天然食材を客席まで運び、実際に見てもらうスタイル。旬の食材を好みの調理法で食べられると、接待やハレのお祝いの場などで喜ばれている。

 初代が馬車道にとんかつ店として創業したのが昭和17年。戦災を受け今の場所に移転した後は、先代の頃から磯料理の店として営業している。山下さんが3代目を継いだのは今から20年前。伝統を守りつつも「天然ものにこだわりたい」との思いでたどり着いたのが今のスタイルだ。 天然食材の味は時季でも変わる。食材の旬が訪れるたびに何度も通いたくなるお店だ。

RESTAURANT INFO 店舗情報

  • 日本料理 梅林 (にほんりょうり ばいりん/中区 吉田町)

    住所: 横浜市中区吉田町2-3▶︎MAP
    電話番号: 045-251-7656
    営業時間: 11:30~14:30、17:00~22:00/日 11:30~14:30
    休業日: なし

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