
横浜グルメバトン VOL.20
Rio’s Buongustaio | 中区 元町
ISSUED | 2019.12

気軽に立ち寄りリラックスして楽しむディープなローマ料理
「フランス料理 Queen Alice」の田面山博憲さんからバトンを受け継いだのは元町のイタリアン「Rio’s Buongustaio」オーナーシェフの渡部竜太郎さん。カジュアルな雰囲気で本格ローマ料理を提供する。
PROFILE


渡部 竜太郎さん
1975年、埼玉県生まれ。システムエンジニアとしてIT系企業に勤めた後、飲食業界に転職し、料理人の道を歩み始める。2001年にはイタリアに渡り、ローマを中心に7年間腕を磨く。帰国後は2011年より横浜のイタリアンの名店「SALONE 2007」に入り、シェフに就任。2014年「Rio’s Buongustaio」オープン。
元町のメイン通りから路地を入った川沿いを歩くと、「リオス ボングスタイオ」の赤い看板が見えてくる。店名の意味は「リオの美味しいもの屋さん」。「リオ」はオーナーシェフ渡部竜太郎さんのローマ修業時代のニックネーム。そして供される「美味しいもの」は、現地の味そのままのディープなローマ料理だ。
「ローマで働いていたのも川沿いの店でしたし、『リオ』には川という意味もあります。運河沿いのこの場所には運命のようなものを感じました」という渡部さん。アーティチョークなど日本ではなかなか見られないイタリア野菜をはじめ、食材のほとんどはイタリア直輸入だ。パスタも、味に深みがありアルデンテ状態が長く続くという、手延べした天日乾燥のものを取り寄せている。中でも看板メニューのアマトリチャーナは、イタリアを訪れたことのある客からも「まさに本場の味だ」と喜ばれているという。
「人々のくらしから生まれたローマ料理は、落ち着きあるずっしりとした味わいが特徴です。見た目の華やかさはなくても、食べるとしみじみと美味しいと感じさせる料理ばかり。そんな伝統の味を存分に楽しんでいただきたいと思っています」。
食材へのもう一つのこだわりが安全性だ。使用する野菜は、輸入・国産を問わずオーガニックか無農薬。その背景にあるのは「自信をもって料理を提供したい」という渡部さんの思いだ。
まるでローマ下町のオステリアを思わせるような雰囲気の中、肩肘張らずに食べて、飲んで、会話を楽しむ。「今日は美味しいものが食べたい」と思ったときに、気軽に訪れてみたい。

現地の食材をふんだんに用い、ローマ伝統の調理法で仕上げる。できたてへのこだわりも、イタリア修業時代に学んだことの一つだ。
RESTAURANT INFO 店舗情報
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Rio’s Buongustaio (りおす ぼんぐすたいお/西区 元町)
住所: 横浜市中区元町1-23-1 リバーサイド元町1階▶︎MAP 電話番号: 045-222-6101 営業時間: 12:00~14:30(L.O.13:00)/17:30~22:30(L.O.21:30) 休業日: 日曜日
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