TOP TREND EYE 歯磨きしながらフロスまで。ダイソン初のオーラルケア「Dyson CameraJet™」を体験

歯磨きしながらフロスまで。
ダイソン初のオーラルケア「Dyson CameraJet™」を体験

忙しい朝、歯磨きはしても、フロスまで手が回らない。必要だと分かっていても、「歯磨きのあとにもうひと手間」となると、毎日続けるのは意外と難しいものだ。磨き残しや歯間ケアの不足は、日々のオーラルケアにおける大きな課題のひとつ。さらに近年では、口腔内の健康と全身の健康との関連にも注目が集まっている。そうした課題に、新たなテクノロジーで向き合ったのがダイソンだ。

2026年9月1日、ダイソンは同社初となるオーラルケア製品『Dyson CameraJet™ フロッサー付き電動歯ブラシ』を79,800円(税込)で発売した。カラーはセラミックピンクとセラミックウルトラブルーの2色展開。

最大の特徴は、ブラッシングをしながらブラシヘッドに搭載されたカメラが歯間を検知し、自動でジェット水流を噴射してくれること。つまり、歯磨きと歯間ケアを一台で、同時に行うことができるのだ。発表会で実機に触れて感じたのは、「カメラ付き」という新しさ以上に、毎日のオーラルケアをいかに手間なく、効率よく続けられるかを考え抜いた製品だということだった。

内側にはやや硬め、外側にはやわらかい毛を配した二層構造。歯の表面の汚れにアプローチしながら、歯ぐきにはやさしくケアできるよう設計されている。ブラシヘッド中央には口腔内を捉えるカメラと、歯間へ水流を届けるジェット噴射部を搭載。

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カメラが見つけて、歯間を自動で狙う

Dyson CameraJet™を象徴するのが、ブラシヘッドに搭載されたカメラだ。カメラが歯と歯のすき間をリアルタイムで検知し、0.1秒以内にその場所へジェット水流を噴射。自分で一か所ずつ狙わなくても、ブラッシングを進めながら歯間を洗浄してくれる。むやみに水が噴射されるわけではなく、歯間ではない場所や歯ぐき側に向けた場合などには噴射されないよう設計されており、必要な場所を見極めて作動するのだ。

そして検知するだけでなく、MyDyson™アプリと連携すれば、カメラを通して口腔内をライブで確認することもできる。そのほか、クリーニングガイドやカバー範囲のマップも表示され、ブラッシングのムラやケアが行き届きにくい部分を視覚的に確認できる。一方、口腔内というプライベートな領域を映すだけに、気になるのがデータの扱いだ。Dyson CameraJet™のカメラ映像は本体やクラウド上に保存されない設計で、必要なときだけカメラが作動するなど、プライバシーにも配慮されているのもうれしい。

専用アプリで口腔内を確認することで、磨き方の偏りやクセにも気づきやすい。日々のブラッシングを見直すきっかけにもなりそうだ。

印象的なのは、精密なカメラだけではなく、水流の形状にも工夫がある点だ。一般的なウォーターフロッサーが細く直線的な水流で狙った場所を洗浄するのに対し、ダイソンが採用したのは円すい状に広がる「コニカルジェット」。広い範囲を一度に洗い流しながら、歯ぐきやエナメル質への負担にも配慮されているという。

モードは、ブラシ+オートジェット、オートジェットのみ、ブラシのみの3タイプ。ブラッシングの強さも3段階から選べるため、刺激が気になる日はやさしく、しっかり磨きたい日は強めにするなど、その日のコンディションに合わせて使い分けられる。また、これらのモードとは別に、気になる歯間へ任意でジェットを噴射することもできる。

今回は口腔内でのブラッシングまでは試すことができなかったが、デモで確認したジェットにはしっかりとした勢いがあった。円すい状に広がる水流でありながら、デモで見た限り弱々しさはなく、広がりと勢いを両立している印象だった。

ダイソン独自の円すい状のジェット技術は、広がりのあるスプレーを噴射し歯垢を効果的に除去する。
MyDyson™アプリを用いたデモ機でカメラ映像を確認した。映像はクリアで、歯間の位置を確認しやすかった。
搭載されているカメラが、歯間を捉える様子。磨いている場所を自分の目で確かめながらケアできる。
歯間を検知すると、その箇所へジェット水流を自動噴射。気になる箇所は手動でも噴射できる。

「歯磨き+フロス」を一度に。忙しい朝にも

忙しい朝にうれしいのは、歯磨きの時間の中で歯間ケアまで進められることだ。「歯磨きの後にもうひと手間」ではなく、いつもの歯磨きの中にフロスが組み込まれるため、ケアの工程を増やさずに済む。時間をかけずにオーラルケアを続けたいビジネスパーソンにとって、この効率のよさは大きなメリットになりそうだ。

給水までスマート。毎日使うものだからこその手軽さ

使う前の準備もシンプルだ。
充電ドックのリザーバー容量は200mL。1日2回のブラッシングとフロスなら最大7日分を蓄えられるため、毎朝水を足す必要はない。本体が1回の使用で使う液体は12.5mLで、水のほか対応するマウスウォッシュも使用できる(日本では今後発売予定/別売り)。朝の支度に新たな手間を増やしにくいのは、毎日使うものとしてうれしいポイントだ。
本体は一般的な電動歯ブラシよりやや存在感があるものの、重量は230g。実際に手にすると、見た目から想像するほどの重さは感じなかった。一方、給水機能付きドックは高さ315mmと縦長なので、洗面台の棚や収納スペースに収まるかは購入前に確認しておきたい。専用の充電ドックケースも付属し、満充電なら最大10日間使用できるため、数日の出張や旅行であれば充電器を持ち歩かずに済みそうだ。

電源・ジェット・ブラッシングモードの3ボタンを配置。

多機能ながら操作は直感的で、実際に触れてみても細かな設定画面を行き来するような煩わしさは感じなかった。押し付けすぎなどを知らせるセンサーも備えており、毎日使うものとして扱いやすい印象だ。

そして、個人的に気に入ったのがデザイン。歯ブラシ本体だけでなく、ドックにセットした姿までスマートで、洗面台に置いたときの佇まいも美しい。毎日目にするものだからこそ、この“生活感を出しすぎない”デザインは魅力的だ。

充電ドック後方の給水タンクに水を注げば、本体を分解せずに給水できる。
ドックから本体へ給水される様子を確認でき、補充状況がひと目で分かる。

買う前に知っておきたい、消耗品とお手入れ

毎日使うものだけに、気になるのが消耗品とお手入れだ。ブラシヘッドは約3ヶ月ごとの交換が目安で、使用状況を本体が自動で認識し、交換時期を知らせてくれる。純正ブラシヘッドはレギュラー/ソフトともに2本セット4,620円(税込)。使用後はブラシヘッドとタンクを取り外してすすぎ、自然乾燥させる必要がある。ひと手間はかかるものの、ブラシヘッドの替え時を自分で覚えておかなくてよいのは便利だ。

本体のほか、今後日本で発売予定の専用マウスウォッシュと専用歯磨き粉も展示。いずれも別売り。

感覚だけに頼らない、新しいオーラルケアへ

日々のケアを「感覚」から「見て確かめる」ものへ。カメラで磨き方を可視化し、歯磨きと歯間ケアを一台で効率よく行えることが、Dyson CameraJet™の新しさだ。
フロスを習慣化しにくい人や、忙しい毎日の中でもオーラルケアの質を落としたくない人にとっては、日々の数分をより効率的なセルフケアの時間へ変えてくれる選択肢になりそうだ。

Dyson CameraJet™ フロッサー付き電動歯ブラシ

価格:79,800円(税込)
発売日:2026年9月1日
カラー:セラミックピンク/セラミックウルトラブルー
重量:230g
ブラッシングモード:3段階
使用モード:ブラシ+オートジェット/オートジェットのみ/ブラシのみ
バッテリー:最大10日間
防水性能:IPX7
充電:USB-C対応
付属品:給水機能付き充電ドック、マグネット式USB-C充電ケーブル、レギュラータイプのブラシヘッド2本、充電ドックケース など

※2026年9月16日現在の記事です。詳細はお問い合わせください。

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