ツワモノ

日清食品 カップヌードル

ISSUED | 2021.02

50年間変わらずに売れ続ける日本が誇る世界初のカップ麺

 ご存じカップヌードルが今年発売50周年を迎える。1971年に誕生したカップヌードルは、お湯を注ぐだけで食べられるという、それまで世界に存在しなかった新しい食の在り方、食文化を提案した、世界初のカップ麺だ。
 日清食品の創業者、安藤百福が世界初のインスタント麺「チキンラーメン」を海外へ広めるため渡米した際に、丼も箸もない状況で現地のバイヤーが紙コップに割った麺とお湯を入れてフォークで試食した姿が、開発のヒントになったというカップヌードル。長期保存を可能にする麺の乾燥法や当時最先端だったフリーズドライ加工技術などに加えて、パッケージ、調理器、食器という3役をこなし、片手での持ちやすさ、手が熱くならず中は冷めにくいという機能性を追求した容器。輸送時にカップ内の麺が割れないように、麺を容器の中央で「宙吊り」に保持する方法や、1970年の大阪万博のロゴデザインを担当した大高猛さんによるパッケージとロゴのデザインなどなど。醤油味をベースにペッパーをきかせたおなじみのあの味を含めて、その全てが50年前に生み出され、現在もほぼ変わらずに販売されているという、その完成度の高さがカップヌードルの凄さだ。しかも、競合商品ひしめく国内市場で、現在も売上数はトップの座にあるというから驚く。
 「単なるモノであることを超え、一つの文化として受け入れられる商品を生み出すことは、利益だけを求める姿勢からは生まれません」 カップ麺という世界に誇る食文化を生み出した安藤百福のこの想いに、改めて敬意を表したい。

Photographs_HIDE NOGATA.

日清食品 カップヌードル
212円(税込)
日清食品グループ
TEL:お客様相談室 0120-923-301
URL:http://nissin.com

SHARE THIS ARTICLE この記事をシェアする

RELATED ARTICLESこちらの記事もおすすめです

  • 特集

    デキる大人は朝を整える 活動力が上がる理想の朝食

    この記事を読む

  • 東京グルメバトン

    わたなべ | 白金高輪

    この記事を読む

  • お取り寄せマルシェ

    「肥後グリーンメロン」と「クインシーメロン」

    この記事を読む

  • クローズアップ

    アフターコロナで求められるビジネスパーソンとは? KIT虎ノ門大学院

    この記事を読む

TSUWAMONO ツワモノ 記事一覧