寄附金額
3,700,000円
10年をかけ復元された木造天守を有する名城「大洲城」
江戸時代初期、大洲は藤堂高虎の所領であり、丹羽長秀の子で高虎の養子となっていた藤堂高吉が大洲城主を務めていた。その後、転封に伴い伯耆国米子藩(今の鳥取県米子市)より加藤貞泰が入部し、初代大洲藩主となる。加藤家は藩主として明治維新までこの地を治めた。大洲城を中心として発展した城下町は、武家屋敷や商家をはじめとした趣のある街並みが今でも残っている。
大洲城は江戸初期に築城の名手と謳われた藤堂高虎の手により大規模な修築がなされ、城郭として整備されたが、明治維新後は老朽化もあり本丸の天守・櫓の一部をのぞき殆どが解体された。平成6年(1994年)からはじまった天守再建の事業は完成まで10年という長い道のりを経て、大洲市市制施行50周年である平成16年(2002年)に竣工。明治期の古写真や天守雛形と呼ばれる江戸期の木組模型などの史料をもとに、4層4階の木造天守が完全復元された。
令和2年(2020年)からこの歴史的建造物に宿泊できる観光推進プロジェクト事業がスタート。春・秋を中心に年間約30⽇間、一日一組限定の宿泊体験プランを提供し、プレミアムな体験ができる「城泊」として話題となっている。
木造天守に泊まり城主気分が味わえる1泊2日
城主宿泊体験 大洲城キャッスルステイ
木造天守と江戸期から残る国指定重要文化財の2棟の櫓で構成される大洲城での特別な宿泊体験。食事は大洲産や愛媛県産の素材を厳選し、この地ならではの料理に新しさを織り交ぜた殿様の献立。秘蔵の地酒との至福のマリアージュを堪能できる。また朝食は、重要文化財である数寄屋建築の「臥龍山荘」で。朝靄に包まれた景勝地の別荘を貸し切って贅沢な時間を過ごせる。
極めつけは歴史体験。入城時には甲冑を着て、「1617年大洲藩初代藩主加藤貞泰の入城シーンの再現」に登場人物の一人として参加し、一日城主として藩主より直々に城を守る命を受ける。また、大洲藩鉄砲隊らによる祝砲や法螺貝の歓迎、神楽をはじめとした地域の伝統芸能なども体験できる。
「大洲城キャッスルステイ」は一日一組限定。ふるさと納税返礼品で申し込みすると、大洲城入館が永年無料となる印籠もプレゼントされる。歴史の舞台に殿様としてタイムスリップする特別な宿泊体験。これまで体験したことがない非日常が待っている。
寄附金額
3,700,000円
愛媛県・大洲市 | 古き良き町並みを今に残す
水郷の情緒漂う城下町
愛媛県の西部に位置する大洲市。市内中央部には大洲盆地が開け、東部の山間地域から盆地を沿うように一級河川・肱川(ひじかわ)が流れ、瀬戸内海の伊予灘に注ぐ。このような地形から霧の発生が多く、秋から冬にかけては発生した霧が肱川を下り白い霧を伴った冷たい強風が河口を吹き抜ける気象現象「肱川あらし」がみられる。
肱川の流域ごとに暮らしが異なり、上流域では「河辺郷(かわべごう)」をはじめとする山里文化、中流域では「大洲城」をはじめ、水郷の情緒漂う城下町文化や市街地が広がっている。また下流域は、漁港や肱川を使った物流の拠点として栄えた歴史があり、「長浜大橋」などは往時を偲ばせるなど、多様な文化に触れることができる。
寄附の使い道
1.肱川をはじめとする自然環境との共生に関する事業/2.子どもの未来に関する事業/3.文化の保全継承、活用創造に関する事業/4.健康・安心の福祉に関する事業/5.地域コミュニティと市内産業の活性創造に関する事業/6.市長におまかせ
大洲市役所 総務企画部 企画情報課
tel:0893-24-1728
〒795-8601
愛媛県大洲市大洲690番地の1