1㎜以下の極薄グラスをこの夏、最高のおともに!
夏の暑さを感じると、途端に一杯、冷えたビールをあおりたくなるもの。帰宅後の晩酌、休日の真っ昼間から、そんな至福のひと時をさらに最高にしてくれる“ツワモノ”がこちらの「うすはり 鼓」だ。「うすはり」というグラスについて、一度は聞いたことや、手に触れたことのある人も多いのではないだろうか。このうすはりを製造しているのは、東京・墨田区にある「松徳硝子」というガラスメーカー。もともとは、電球用のガラス製造工場として大正11年に創業した会社だが、電球が機械生産されていったこともあり、職人による手作りにこだわった松徳硝子は生産品目を電球からガラス器へと移行。手吹きの型吹き製法で電球用ガラスを製造していたノウハウを生かし、約30年前に誕生したのがこのうすはりグラスである。グラスの厚みは1㎜以下。ワイン用や日本酒用など、どのグラスも余計な飾りは一切なく、フォルムだけで魅せる。だからこそ材料の品質や職人の技術が問われ、一筋縄ではいかない製造が難しいグラスなのだ。
ビールを愉しむために作られた「うすはり 鼓」は、美しく緩やかな曲線と底に丸みをもたせた円筒形で、注いだビールが下から上へと円を描くように滑らかに対流してきれいな泡をつくってくれる。そして、その薄さと軽さで唇に触れる感触は驚くほど少ない。ビールがダイレクトに口に注がれたような感覚になるため、ビールが持つ本来の香りや味わいも強調され、飲み慣れたビールがより一層美味しく感じられる。「グラスによって味は変わる」ということを、うすはりとの出会いで改めて気づかされるだろう。
時には厚手のジョッキで豪快に!時にはうすはりでビールの繊細な味わいを楽しむ。今年の夏はそんな楽しみ方でゴクリといっぱいひっかけてみてはいかがだろうか。
2個セット6,600円(税込)
松徳硝子株式会社
TEL:03-3625-3511
URL:http://www.stglass.co.jp/