サントリー シングルモルトウイスキー 白州25年

妥協なき美味しさの結晶
世界が認めるジャパニーズウイスキー

Photographs_HIDE NOGATA.

スコッチ、アイリッシュ、アメリカン、カナディアンと並び、「世界5大ウイスキー」として注目されている「ジャパニーズウイスキー」。2000年頃から始まったその人気は、約20年が経過した現在も衰え知らずだ。

いま、世界から最も高い評価を受けているジャパニーズウイスキーのひとつが、サントリーのシングルモルトウイスキー「白州25年」である。2022年に英ロンドンで開催された世界的な酒類のコンペティション「第27回インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ（ISC）」において、ジャパニーズウイスキー部門における最高賞「トロフィー（Trophy）」を受賞した。その際、審査員からは「完璧さと究極の贅沢さの追求に妥協を許さなかった結果」との賛辞が贈られている。

単一蒸溜所の原酒でつくられる「シングルモルト」の魅力は、水や風土など、蒸溜所ごとの個性が反映されるところにある。山梨県にある白州蒸溜所では、仕込み水に南アルプスの地下水を使用しており、この天然水に含まれるほどよいミネラル成分が軽快で穏やかな味わいを生む。また仕込みから発酵、蒸溜、貯蔵（熟成）に至るまで、世界でも類を見ないほど多彩な原酒のつくり分けをしており、熟練のブレンダーが熟成具合などを見極めながら、最適な組み合わせを調整する。酒齢25年を超える貴重な白州モルト原酒の中でもクリーミーでウッディーな原酒、果実味が濃厚なスパニッシュオーク樽原酒などをじっくりと厳選、後熟させることで、超長期熟成モルトならではの芳醇壮麗な味わいをつくり出しているのだ。

「白州25年」は数量限定、かつ人気も高く入手のハードルは高い。しかし、それでこそ「大人が憧れる」ウイスキーだ。思うように手に入らないもどかしさも、味わいのひとつ。バーなどで出会った暁には、最初の一杯はぜひストレートで愉しんでほしい。