グランドセイコー／
スポーツコレクション キャリバー9R 20周年記念限定モデル SBGC275

先進技術と職人技が光る国産最高峰のスポーツウォッチ

腕元が注目される夏のお洒落にかかせない腕時計。すでに何本か所有している人も多いと思うが、ぜひコレクションの1本に加えてほしいのが、今年7月に発売のグランドセイコーのスポーツコレクション「SBGC275」だ。

日本が世界に誇る高級腕時計ブランド グランドセイコーは、「世界に挑戦する国産最高級の腕時計をつくる」という志のもと、1960年に登場。当時、最も高精度とされていたスイスの検査基準規格に準拠したモデルを発売し、大きな話題を呼んだ。1988年には高精度なクオーツ搭載モデルもリリースし、正確さ、美しさ、見やすさを徹底追及したもの造りで躍進していく。そして2004年、機械式の力強さとクオーツの高精度を併せ持つムーブメント、スプ
リングドライブ「キャリバー9R」を搭載したモデルを発売、世界の時計業界を驚かせた。

今回紹介する「SBGC275」は、この「キャリバー9R」の誕生20周年を祝う限定モデルになる。搭載するムーブメントは、標準仕様のスプリングドライブ クロノグラフGMTムーブメントの精度をさらに高め、平均月差±10秒（日差±0.5秒相当）まで追い込んだ、特別精度調整の「キャリバー9R96」。時計精度を保ちながら、ストップウオッチ機能も正確に動作させ、最大巻上時のパワーリザーブは約72時間、20気圧防水機能も兼ね備えている。そして、流れるように滑らかに動く秒針が、通常の機械式時計には無い、無二の優雅さを演出してくれる。

グランドセイコーの魅力は、ムーブメントの設計から部品の製造、組み立て、検査に至るまで全工程を自社で行い、各部品を0.01mm以下の精度で調整するという類を見ない緻密さを実現している点だろう。そんなグランドセイコーの工房から見える穂高連峰の美しい夏の朝焼けをダイヤルに映した、世界限定700本の特別な記念モデル「SBGC275」。裏蓋に入るシリアルナンバーと「LIMITED EDITION」の刻印がまた、大いに所有欲を掻き立ててくれるのだ。