150年の歴史を持つ「のど専門メーカー」渾身ののど飴
Photographs_HIDE NOGATA.
コロナ禍で迎える二度目の冬が目前に迫っている。例年インフルエンザも流行する冬場は、ウイルスや細菌の入り口であるのどのケアが不可欠。
そこで、基本的な感染対策とともに日々の体調を整えるセルフケアの一環として改めて注目したいのが、のど飴の定番、株式会社龍角散の「龍角散ののどすっきり飴」だ。言わずと知れた、昔ながらののど薬「龍角散」をコンセプトに開発した本格のど飴。特殊製法によってハーブを丸ごと使用した「龍角散」のハーブパウダーと厳選素材のハーブエキスが配合された、いかにも“効きそう”なこの味が食べやすく感じられるのは、まさに飴ならでは。お菓子でありながら確かな効果を実感できる唯一無二の食品として、仕事でのどを使うプロからの信頼も厚い。
「龍角散ののどすっきり飴」は、2011年発売。江戸中期に秋田藩の家伝薬として伝えられて以来という200年以上の「龍角散」の歴史からすれば、まだ若い商品だ。しかし「龍角散」の名が付いたのど飴は、実はその前から存在していたそうだ。「龍角散ののどすっきり飴」が発売されるまではブランドライセンスと原料のハーブパウダーを提供し、他社が製造発売していた。それを、現代表取締役の藤井隆太氏が1995年に同社の経営を引き継いだ当時、火の車だったという会社の改革に取り組むなかで、「龍角散」の名に恥じないのど飴の開発を宣言。自社製造への切り替えを決意した。その結果、メーカー自らの徹底した品質管理を経て、身近な“お菓子”が人々の健康を支える画期的な商品が誕生。瞬く間に大ヒット商品へと成長したのだった。
開発当時、会社を立て直すべく藤井氏が掲げていたのは「のど専門メーカー」という企業方針。それは、秋田藩主の喘息を治すための家伝薬を改良して生まれた「龍角散」の原点に立ち返った方針でもあった。利益よりも人々の健康を願い、社会に貢献できることは何か。「龍角散ののどすっきり飴」は、その思いを突き詰めたからこそ生まれたヒット商品だったのだろう。そんな「龍角散」の変わらぬ思いは、高い品質を保ち続ける商品ひとつひとつに受け継がれ、今も日本の人々の「のど」を守り続けている。
108円(税抜100円)
株式会社龍角散
TEL:お客様相談室 0120-797-010(10:00~15:00 ※土日・祝日を除く)
URL:https://www.ryukakusan.co.jp/