9.3K
二十四畳もの巨大な凧が
Text_SAYAKA NAGASHIMA.
川の両岸から揚げられた大凧が双方の威信をかけて激しく絡み合う。
優美さと迫力をあわせ持つ光景はまるで古絵巻の一場面のようだ。
優美さと迫力をあわせ持つ光景はまるで古絵巻の一場面のようだ。
二十四畳もの巨大な凧が
大空で火花を散らす伝統の熱戦
信濃川の支流「中ノ口川」の初夏を彩る風物詩「白根大凧合戦(しろねおおたこがっせん)」。約三百年の歴史を持つこの行事の起源は、非常にユニークだ。
江戸時代中期、堤防改修の完成を祝って白根側が揚げた凧が対岸に落ち、家や農作物に被害を与えた。それに怒った西白根の人々が凧を揚げて白根側にたたきつけたことが起源とされる。
合戦用の凧は二十四畳もの大きさを誇り、地域ごとの「凧組」によって制作される。白根側が揚げた凧に対し、西白根側が上空から凧綱を交差させ、水面へと落とす。その後は水の流れも利用しながら双方が綱を引き合い、相手の綱を切った側が勝ちとなる。空と川、そして岸辺が一体となって展開する攻防こそが、この祭りの醍醐味だ。力と技、地域の結束が生み出す熱気を、現地で体感してほしい。
大凧のほか、「巻凧」と呼ばれる六角凧の合戦も行われる。5日間で計1,000枚ほどの凧が空に舞う。
計13の凧組が参加し、期間中の通算勝ち数や通算勝負数によって戦績が決まる。
開催情報

-
日時: 2026年6月4日(木)~8日(月)13:00〜18:00
※最終日13:00~17:30住所: 新潟市南区中ノ口川堤防上(凧見橋・白根橋間) HP: https://www.shironekankou.jp/shironeootako2026// お問合せは、白根大凧合戦実行委員会(025-372-6505)まで
新潟市の観光情報は