完璧なフィット感を持つ 最高級革製手袋
Photographs_HIDE NOGATA.
気温が一気に冷え込む12月。寒い冬を乗り切るために手袋をファッションに投入する人も多いだろう。今回紹介するアイテムは、防寒だけでなく大人の男性が求めるカッコ良さも満たしてくれる、老舗名門ブランド「DENTS(デンツ)」の手袋だ。
1777年にジョン・デント氏によって創業されたDENTSは、ファッション文化が盛んなイギリスにおいて240年以上の歴史を持ち、ロイヤルワラントの称号も授かったブランドだ。革の鑑別と裁断技術に長けていたジョン・デント氏の作り出した手袋の最大の魅力は、なんといっても“シークレット・フィット”と呼ばれるフィット感だ。長い訓練を経た熟練の職人が32もの工程を手作業で行っており、レザーの伸びまで計算して調整しているため、「着けているのをつい忘れてしまう」「身に着けたまま新聞が読める」と言われるほど自身の手にほどよくジャストフィットする。
そんなDENTSの手袋の中でも長年人気を博しているのが、南米の熱帯雨林に生息する野生イノシシに似たペッカリーの革を用いた「ペッカリーグローブ」だ。革選別士が一つひとつ厳選した最高級の革は、厚みがありながらも軽く非常に柔らかいため、使い込むほどに手に馴染み、自分だけのエイジングを楽しめる。また、一般的な革製品は水に弱いが、このペッカリーなら水汚れや摩擦にも強く、硬くなりにくいため日常使いしやすいのが嬉しい。そして裏地にはスコットランド最古の生地メーカー、ジョンストンズ社のカシミヤを使用しており、肌触りや保温性も抜群。一度手にはめれば、手放せなくなること間違いなしの名品なのだ。
プライベートはもちろん、ビジネスシーンでも使用したい方には、スーツにも合わせやすいBlackがおすすめだ。