火山島独特の風土を活かし島民が育んできた椿の花。
その見事な開花を愛でるべく多くの観光客で賑わう。
その見事な開花を愛でるべく多くの観光客で賑わう。
一足早い春の訪れを島をあげて祝う伝統の祭り
東京からおよそ120㎞南に位置する伊豆大島。標高758mの三原山を有する火山島で、約8000年前から人々が暮らしていたと言われる。その長い歴史の中で椿の木は、島を守る防風林としての役割を担ってきた。
伊豆大島で毎年1月下旬から3月下旬まで、椿の最盛期に行われるのが「椿まつり」だ。島内に自生する約300万本の椿が色鮮やかに咲き誇り、その様子は圧巻の一言。伊豆大島は島全体が国立公園で絶景スポットも多く、島中で美しい椿とのコラボレーションを堪能できる。幻想的なライトアップや、恒例の「ミス椿の女王コンテスト」、郷土芸能の披露など、待ちわびた春の訪れに島全体が華やぐ。
寒さ残る季節だが、海の向こうへ、一足早い春を体感しに出かけてみてはいかがだろうか。
-
都立大島公園 椿資料館
住所: 東京都大島町泉津字福重2 交通: 当日の入港地または大島空港から「大島公園」行きバス乗車、終点下車すぐ 電話番号: 04992-2-9111 休業日: 無休 営業時間: 8:30~16:30