TOP MAGAZINE日本を巡る 碓氷第三橋梁|群馬県安中市

碓氷第三橋梁|群馬県安中市

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写真提供:観光ぐんま写真館(https://gunma-kanko.jp/

国の重要文化財にも指定され、日本を支えた鉄道史を伝える群馬の「めがね橋」。
鮮やかな今だけの絶景に魅了される。

日本の近代化を支えた鉄道遺産 厳然とそびえ立つ巨大な橋梁と紅葉の絶景

平成9年に廃線となった信越本線新線の横川-軽井沢区間。碓氷峠を越えることから「碓氷線」と呼ばれ、100年以上旅客や貨物を運び続けた。この碓氷線が計画されたのは明治20年代。当時、碓氷峠の急勾配を乗り越えての鉄道敷設は至難の業であったが、苦悩の末に日本初のアプト式を採用し、この難題をクリア。トンネル26本、レンガ造りの橋梁18基を含む難工事を経て、明治26年に開通した。碓氷線最大の「碓氷第三橋梁」は、202万個以上のレンガが使用され、現存するレンガ造りのアーチ橋としては国内最大級を誇る。雄大な山々を背に、積み重ねた歴史をそのまま感じる重厚な佇まいは、見る者を圧倒する存在感を放つ。特に例年11月上旬〜中旬に見頃を迎える紅葉との絶景は、息をのむほど美しい。

  • 現在、碓氷第三橋梁の上は遊歩道「アプトの道」として整備され、美しい景色と歴史を感じながら散策できる。

    現在、碓氷第三橋梁の上は遊歩道「アプトの道」として整備され、美しい景色と歴史を感じながら散策できる。(写真提供:安中市)

  • 信越本線新線を歩き、国の重要文化財・旧碓氷峠鉄道施設を巡るイベント「廃線ウォーク」の様子。今年10~11月の開催も予定されている。

    信越本線新線を歩き、国の重要文化財・旧碓氷峠鉄道施設を巡るイベント「廃線ウォーク」の様子。今年10~11月の開催も予定されている。(写真提供:安中市)

碓氷第三橋梁(めがね橋)

  • 碓氷第三橋梁(めがね橋)
  • 場所: 群馬県安中市松井田町坂本地内
    入場料: 無料
    交通: 信越本線「横川駅」より車で11分

    お問合せは安中市役所観光課
    (027-382-1111)まで。

安中市の観光情報は

※2023年10月3日現在の記事です。詳細はお問い合わせください。

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