GoPro HERO12 Black

思い出を臨場感たっぷりに残せる、タフで機動力に優れたアクションカメラ

Texts_SAYAKA NAGASHIMA. Photographs_HIDE NOGATA.

暑さも一段落し、屋外でのアクティビティが増える秋。旅行やアウトドアレジャーの楽しみの幅を広げてくれるのが、小型ながら手ブレ補正機能や防水性能、広角レンズなどを搭載したアクションカメラだ。

そんなアクションカメラの先駆者的な存在が「GoPro」だ。GoPro社の創設者兼CEOのニック・ウッドマンが、かつて趣味のサーフィンで迫力ある写真を高画質で撮影できるカメラを求めたことからその歴史は始まった。2005年4月に初代となる、手首に装着して水中撮影が可能な35mmフィルムカメラを発表。その後はデジタルへの移行、ビデオ撮影機能の追加、広角撮影への対応など、時代とともに改良を重ねて現在に至る。

「HERO12 Black」は、12世代目となるGoProの最新モデルだ。従来製品のパフォーマンスを受け継いだまま、バッテリーの性能向上により撮影可能時間が最大2倍に増加した。新アクセサリー「Maxレンズモジュラー2.0」では、177度というGoPro史上最大の超広角撮影を実現。Apple AirPodsなどのBluetoothオーディオデバイスの接続対応や、自動的に発動するHyperSmooth 6.0ビデオブレ補正を搭載するなど、撮影機能も大幅にアップグレードしている。プロも使えるパワフルなモデルながら、直感的な画面デザインで、カジュアルユーザーでも十分に使いこなせる。

一人称視点で、臨場感いっぱいに思い出を残せるのがアクションカメラの魅力だ。いつもはスマホのカメラで済ませているという人も、今年はGoProで新たな記録の楽しみを見出してみてはいかがだろうか。