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「トランプ関税ショック」を乗り越えた株式市場
昨春、トランプ政権による関税政策の影響で、株式市場は一時的に大きく下落しました。直近の株式相場は比較的落ち着いていたため、資産運用を始めたばかりの人は想定外の出来事に驚いたかもしれません。
(ウェルスナビ提供)
上記の図では、2012年から2025年までの期間における米国株、日欧株、新興国株、金、債券、不動産といった主要な資産別のリターンを示しています。2025年は、これらの資産がすべてプラスのリターンでした。
そうした中でも、特に注目を集めたのが「金」でした。金は2022年以降、好調な時期が続いており、2025年に関してはリターンが63%と突出しています。
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2025年1月1日時点を100としたときの年間の動きも見てみましょう。安定的な動きをした債券と比較すると、金の上昇幅が際立ちます。金上昇に関するニュースを見て、投資を考えた人もいるのではないでしょうか。
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株式は、昨年4月のトランプ関税ショックの影響で大きく落ち込みましたが、その後は回復基調となりました。米国株は、2023年や2024年のような大きな上昇こそなかったものの、年間で見れば17.1%のリターンとなりました。日欧株や新興国株は、米国株よりもさらに早いペースで回復し、日欧株は35.2%、新興国株は25.6%のリターンでした。株式のみの投資信託で運用していた人は、相場が落ち込んでも続けていれば、リターンを確保できたはずです。
2025年の状況を踏まえ、2026年はどのような資産運用をすればよいでしょうか。
足元で人気の投資信託は、米国株や全世界株を投資対象としています。
株式のみの投資信託で資産運用をするのもよいのですが、投資対象を一つの資産に集中するのはリスクがあります。それを把握したうえで、自分に合った資産運用をすることが大切です。
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たとえば昨年、金のパフォーマンスは絶好調でしたが、こうした傾向がいつまでも続くとは限りません。過去の実績を見ると、2013年から2015年のように、金が他の資産に比べて大きく低迷した年もありました。
株式も同様です。たとえば昨年35.2%と高いリターンだった日欧株は、2018年や2022年にはマイナスのリターンでした。債券や不動産についても同様で、特定の資産がつねに良いリターンというわけではなく、停滞したり落ち込んだりする時期があることがわかります。
2025年の年初時点で、金が大きく上昇することや、春に関税ショックが起こることを正確に予想できた人はほとんどいなかったでしょう。同じように、2026年に資産がどのように動くかを予想するのは、プロでも難しいことです。相場が急に大きく動くと「想定外」と表現されることがありますが、そもそも相場は想定できないものです。「想定外」が標準だと考えておくほうがよいと言えます。
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では、想定外に備えるにはどう行動すればよいでしょうか。株式など特定の資産に集中して投資すると、昨年の関税ショックのように相場が大きく動いたときに、評価額が大きく下がってしまうかもしれません。相場が急落しても、腰を据えて資産運用を続けられればよいですが、不安になって途中でやめてしまうと、将来に向けた資産形成にとってマイナスです。
予測困難なリスクに対応するために有効なのは、値動きの異なる投資対象を組み合わせる「分散投資」です。一つの資産に偏った投資ではなく、株式や債券、金、不動産などに投資対象を分散することでリスクを抑え、どのような市場環境でも資産運用を続けやすくなると言えます。「想定外」は想定内だと考え、目先のパフォーマンスや人気に惑わされず、長期的な視点で資産運用をすることをおすすめします。

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