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理想を叶える プレミアムな住まい

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家は住まう人のライフスタイルや生き方を物語る。
だから、理想の家を持つことは、人生の一大イベントになるのだと思う。新たなるライフスタイル設計の実現に向けて、今、価値ある投資の選択肢は広がりつつある。
夢の実現はそう遠くはないのだ――。

富裕層から熱い視線を浴びる中古物件の高級リフォーム

地価の上昇が止まらない首都圏。土地は限られている上に、絶え間ない地価上昇で、立地条件の良い土地や物件に巡り合うのは相当の対価を支払わない限り至難の技と言っても過言では
ない。しかし、東京都心や周辺部の好立地に、より良い条件で理想の住まいづくりを叶える方法がある。

 今、「中古物件をリフォームする」という選択肢が注目されている。特に近年の傾向としては、都心の好立地の新築物件を購入できるような費用をかけてでも、長らく住み慣れた我が家をリフォームしたり、都心の中古物件(特にマンション物件)を全面的にリフォームする〝プレミアム〞なケースが増えているという。

 なぜ新築物件を購入できる費用をかけてまでもリフォームを選ぶのだろうか。都内で多くの高級リフォームを手がけているフルリフォーム専門会社クラフト(東京都港区)の立石氏に聞いた。
 「土地が限られた首都圏では、古くから存在する中古のほうが好立地で空間面積も広い物件に出合える可能性が圧倒的に高いですね。特に100㎡以上を求める場合は中古物件のほうがはるかに有利です。供給量も新
築に比べて中古の方が多く、その分、あらゆる観点からより良い住まいづくりの選択肢も広がります。新築の物件に入居された方々の中には、作り付け部分やディテールの形状について、もっと自分自身の好みの素材やスタイル、色合いのものなどに
変更できたら…と、より高い自由度を求められるケースも多いようです」

 その点、限りなく有利な価格条件で理想に近い物件を手に入れ、思い描く通りのこだわりの住まい空間を創りだすのがリフォームの極意だ。 「当然ですが中古物件は新築よりも安価です。首都圏のごく一部を除いて、概ね築1〜2年のマンションでも1〜2割ほど価格が下がっています。戸建ても同様に築20年で建物の価値が0になると言われています。物件購入コストが抑えられれば、その分、リフォームのグレードにこだわることができるので、コスト面のメリットからも中古
購入+リフォームを選択するケースが多く見られます」 リフォームの施工期間はせいぜい3〜6カ月。建て替えよりもはるかに短期間で済むのも魅力だ。
 そろそろ、住み替えやセカンドライフの設計をお考えなら、より充実したライフスタイルの実現を目指して、このクリエイティブな住まいづくりのかたちに投資してみるのも面白いかも
しれない。

S邸 東京都港区

RC造のビルを大空間にリフォーム、ヴィンテージマンションを購入し クールでモダンな寛ぎを。

家族構成:夫婦2人/築年数:17年/面積:378㎡/工期:9ヶ月/総費用:1億7,100万円
日米間を行き来するS夫妻が、事務所兼用住宅として使用していたRC造のビルを帰国時の住まい用にリフォーム。地下1階にプレイルーム、半地下にはゲスト用寝室とバスルーム、地上2階にはバーカウンターのある大きなLDKをレイアウト。地下1階~地上2階はゲスト用スペース、地上3階に夫妻の寝室とバスルームをまとめ、パブリックとプライべートな空間がしっかりと区分されている。(写真:株式会社クラフト提供)

LDK。一つの空間に広いリビングとダイニングをゾーニング。大空間の中にも素材感が引き立つ。

1.ホームパーティーが多い夫妻のライフスタイルに合わせたキッチン。機能性を生かしつつも、生活感を感じさせない空間設計がなされている。2.地階のプレイルーム。こだわりの素材でシックな大人の遊び場に。
3.浴室。空間に大きな石壁がたたずんでいるイメージだ。

I 邸 横浜市

ヴィンテージ家具がフィット。素材が引き立つモダンな空間。

家族構成:夫婦2人/築年数:39年/面積:127㎡/工期:3ヶ月/総費用:3,200万円
ヴィンテージマンションを購入し クールでモダンな寛ぎを。たIさん。「ミッドセンチュリーを現代風にしたい」という要望から、ヴィンテージ家具がフィットするモダンな空間へとリフォームが実現した。“いかに広く感じさせるか”という課題実現のために、見通しのよい一直線の大空間が設けられた伸びやかなリビング・ダイニング。まとまりのある空間に木・石・鉄という普遍的な素材が用いられており、重厚で味わいのある雰囲気が特徴だ。(写真:株式会社クラフト提供)

リビング。天井には板目のサペリマホガニーを使用。うねりのある木目をセレクトし、木の存在を強調。ミッドセンチュリーらしい趣を感じさせる。

1.ヴィンテージアイテムの数々を引き立たせるリアルな石壁も特徴的。ダウンライトを灯すと、また違った表情を見せるという。2.リビングの一角には、隙のない美しさも演出されている。

取材協力:株式会社クラフト www.craftdesign.co.jp

「THE 千代田麹町 TOWER」 ※写真はイメージです *モデルルーム写真

都市の機能性に憩う最新プレミアムマンションに住まう

完売続出。都心の新築プレミアムマンション事情

 都内の不動産開発は活況を呈している。中でも「プレミアムマンション」と呼ばれる〝超〞がつく高級マンション物件の存在が依然として際立つ。業者の統計によると、現在都心で販売されるマンションの20
%以上は億越えだという。5億〜10億、それ以上の価格帯の物件もざらだ。しかも、それらの物件が次々と完売してしまうというのだ。業界関係者はこう語る。「数十億以上の超高額物件に関しては、実際に広告などで表に出ないうちに販売が終わる
ケースも多々あります。一般的な価格帯の分譲マンションよりも価格変動が起きにくく、景気にも左右されにくい。不動産としては魅力的です」 東京の高額物件市場はまだまだ成長余地があるという。

 数十億円クラスの投機的な物件は別として、実際に身近に売買されている都内の超高級物件を見てみたい。
 由緒ある土地がひしめく千代田区一帯や、麻布・青山・赤坂、そして、松濤・白金台界隈――。これらの地域にたたずむプレミアム物件への憧れは今や不動のものだ。近年、外資のデベロッパーも参戦して、非日常性を湛えたホテルライクで〝プレミア
ム〞な付加価値への期待が益々高まる。

もう一つ考えられるケースは、21世紀的な様相を呈している。東京都心での大規模再開発が著しい昨今、プレミアムマンションを我が手に、という人々の多くが夢見るのが、都市型複合施設内における物件だ。都心の交通網の要となる主要駅に隣
接、もしくはアクセス至便な立地。そして、アーバンライクな眺望。これらの好条件もさることながら、複合施設ならではの商業・文化施設等の機能と、成熟したサービスを享受できるという恵まれた環境がある。これらすべての都市機能的な付加価
値こそが、今、大いに求められているのだという。

 「今後、さらに人口増加が見込まれる東京都心では、立地の希少性が益々高まります。利便性と機能性を限りなく追求した居住空間の資産性は大いに期待できるでしょう」と、別の業界関係者は言う。
21世紀に入って早18年。この20年の間に激しい経済情勢の変化や、様々な自然災害の危機に見舞われた。これらの経験を踏まえ、都心に住む人々の住戸やライフスタイルに対する価値観が大きく変わってきているのも確かだという。超高額物件市場
のさらなる拡大とともに生まれる新しい潮流の予感――。都市生活者たちが求める 〝付加価値―プレミアム―のかたち〞は今後あらゆる進化を遂げていくに違いない。

※写真はイメージです

夢の物件をあなたの手に

プレミアムマンションのご紹介

THE 千代田麹町 TOWER

5億2,700万円(155.10㎡ 3DK)
千代田区では15年ぶりと言われる駅直結マンションで、東京メトロ「麹町駅」に直結。皇居ビューも望めるという好立地のタワーレジデンスだ。17階から23階はプレミアムグレード住戸となり設備もグレードアップされる。その立地・利便性・仕
様は、まさにプレミアムマンションに相応しい内容だ。

所在地:東京都千代田区麹町3丁目2-13
敷地面積:606.26㎡(売買対象面積)
総戸数:83戸
構造:鉄筋コンクリート造・地上23階地下3階
入居時期:2019年2月中旬
施工:株式会社安藤・間 首都圏建築支店
管理:サンヨーホームズコミュニティ株式会社
売主:サンヨーホームズ株式会社、NTT都市開発株式会社、大林新星和不動産株式会社
HP:http://www.kojimachi-tower.jp/

ブランズ六番町

4億9,500万円(177.40㎡ 3LDK)
古くから数多くの文人や画家などに愛された「番町」アドレスのヒルトップに建つマンション。数十年先にビンテージマンションとなることを意識した重厚な造りも特徴的だが、なにより、住宅地地価公示ランキングで6年間1位となる都内有数の
住環境を持つこの地で、177㎡を独占できるという贅沢がまさにプレミアムだろう。

所在地:東京都千代田区六番町2番4他(地番)
敷地面積:1579.03㎡
総戸数:39戸(第一期:26戸供給済)
構造:鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造 地上15階建て
入居時期:2019年3月下旬予定
施工:株式会社熊谷組 首都圏支店
管理:株式会社東急コミュニティー
売主:東急不動産株式会社
HP:http://sumai.tokyu-land.co.jp/branz/6bancho/

パークコート山下公園

4億2,000万円(188.06㎡ 3LDK)
西洋文化発祥の地ともいえる横浜山下町で、山下公園・大桟橋・ベイブリッジを臨む横浜エリアならではの眺望が魅力のマンションだ。隣り合う、名門「ホテルニューグランド」に馴染むようデザインされた低層階の基壇部など、クラシカルな重厚さと先進性を兼ね備えた、横浜の歴史と街並みに相応しい私邸と言える。

所在地:神奈川県横浜市中区山下町30-1(地番)
敷地面積:1898.14㎡
総戸数:93戸
構造:鉄筋コンクリート造地上15階
入居時期:2019年3月下旬入居予定
施工:株式会社大林組
管理:三井不動産レジデンシャルサービス株式会社
売主:三井不動産レジデンシャル株式会社
HP:http://www.31sumai.com/mfr/F1403/

※記事内でご紹介している各物件の価格、概要や、外観・内観・モデルルームの画像についての注釈の詳細は、各社各物件の公式ホームページにてご確認ください。

END
※2021年11月30日現在の記事です。詳細はお問い合わせください。

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