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理想を叶える プレミアムな住まい

ISSUED | 2018.03

 

家は住まう人のライフスタイルや生き方を物語る。 だから、理想の家を持つことは、人生の一大イベントになるのだと思う。新たなるライフスタイル設計の実現に向けて、今、価値ある投資の選択肢は広がりつつある。 夢の実現はそう遠くはないのだ――。

富裕層から熱い視線を浴びる中古物件の高級リフォーム

地価の上昇が止まらない首都圏。土地は限られている上に、絶え間ない地価上昇で、立地条件の良い土地や物件に巡り合うのは相当の対価を支払わない限り至難の技と言っても過言では ない。しかし、東京都心や周辺部の好立地に、より良い条件で理想の住まいづくりを叶える方法がある。

 今、「中古物件をリフォームする」という選択肢が注目されている。特に近年の傾向としては、都心の好立地の新築物件を購入できるような費用をかけてでも、長らく住み慣れた我が家をリフォームしたり、都心の中古物件(特にマンション物件)を全面的にリフォームする〝プレミアム〞なケースが増えているという。

 なぜ新築物件を購入できる費用をかけてまでもリフォームを選ぶのだろうか。都内で多くの高級リフォームを手がけているフルリフォーム専門会社クラフト(東京都港区)の立石氏に聞いた。  「土地が限られた首都圏では、古くから存在する中古のほうが好立地で空間面積も広い物件に出合える可能性が圧倒的に高いですね。特に100㎡以上を求める場合は中古物件のほうがはるかに有利です。供給量も新 築に比べて中古の方が多く、その分、あらゆる観点からより良い住まいづくりの選択肢も広がります。新築の物件に入居された方々の中には、作り付け部分やディテールの形状について、もっと自分自身の好みの素材やスタイル、色合いのものなどに 変更できたら…と、より高い自由度を求められるケースも多いようです」

 その点、限りなく有利な価格条件で理想に近い物件を手に入れ、思い描く通りのこだわりの住まい空間を創りだすのがリフォームの極意だ。 「当然ですが中古物件は新築よりも安価です。首都圏のごく一部を除いて、概ね築1〜2年のマンションでも1〜2割ほど価格が下がっています。戸建ても同様に築20年で建物の価値が0になると言われています。物件購入コストが抑えられれば、その分、リフォームのグレードにこだわることができるので、コスト面のメリットからも中古 購入+リフォームを選択するケースが多く見られます」 リフォームの施工期間はせいぜい3〜6カ月。建て替えよりもはるかに短期間で済むのも魅力だ。  そろそろ、住み替えやセカンドライフの設計をお考えなら、より充実したライフスタイルの実現を目指して、このクリエイティブな住まいづくりのかたちに投資してみるのも面白いかも しれない。

S邸 東京都港区

RC造のビルを大空間にリフォーム、ヴィンテージマンションを購入し クールでモダンな寛ぎを。

家族構成:夫婦2人/築年数:17年/面積:378㎡/工期:9ヶ月/総費用:1億7,100万円
日米間を行き来するS夫妻が、事務所兼用住宅として使用していたRC造のビルを帰国時の住まい用にリフォーム。地下1階にプレイルーム、半地下にはゲスト用寝室とバスルーム、地上2階にはバーカウンターのある大きなLDKをレイアウト。地下1階~地上2階はゲスト用スペース、地上3階に夫妻の寝室とバスルームをまとめ、パブリックとプライべートな空間がしっかりと区分されている。(写真:株式会社クラフト提供)

LDK。一つの空間に広いリビングとダイニングをゾーニング。大空間の中にも素材感が引き立つ。

1.ホームパーティーが多い夫妻のライフスタイルに合わせたキッチン。機能性を生かしつつも、生活感を感じさせない空間設計がなされている。2.地階のプレイルーム。こだわりの素材でシックな大人の遊び場に。 3.浴室。空間に大きな石壁がたたずんでいるイメージだ。

I 邸 横浜市

ヴィンテージ家具がフィット。素材が引き立つモダンな空間。

家族構成:夫婦2人/築年数:39年/面積:127㎡/工期:3ヶ月/総費用:3,200万円
ヴィンテージマンションを購入し クールでモダンな寛ぎを。たIさん。「ミッドセンチュリーを現代風にしたい」という要望から、ヴィンテージ家具がフィットするモダンな空間へとリフォームが実現した。“いかに広く感じさせるか”という課題実現のために、見通しのよい一直線の大空間が設けられた伸びやかなリビング・ダイニング。まとまりのある空間に木・石・鉄という普遍的な素材が用いられており、重厚で味わいのある雰囲気が特徴だ。(写真:株式会社クラフト提供)

リビング。天井には板目のサペリマホガニーを使用。うねりのある木目をセレクトし、木の存在を強調。ミッドセンチュリーらしい趣を感じさせる。

1.ヴィンテージアイテムの数々を引き立たせるリアルな石壁も特徴的。ダウンライトを灯すと、また違った表情を見せるという。2.リビングの一角には、隙のない美しさも演出されている。

取材協力:株式会社クラフト www.craftdesign.co.jp

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