ZERO HALLIBURTON（ゼロハリバートン） Geo Aluminum 3.0

使い込むほどに愛おしさが増すアルミボディのスーツケース

Photographs_HIDE NOGATA.

　創業1938年のアメリカのトータルラゲージブランドであるゼロハリバートン。ブランドのフィロソフィー“どんな環境にも対応できる鞄を”の通り、1969年には「月面採取標本格納器」としてアポロ計画で使われ、その名は広く世界中に知られるようになる。
フラッグシップモデルである「Geo Aluminum 3.0」は、従来のプレス加工とは異なるベンダー加工（折り曲げ加工）で、伝統のダブルリブに幾何学的に三次元的な変化をプラスして、現代的で美しいフォルムを実現しているのだ。
このアルミボディモデルは外からの衝撃に極めて強い上、密閉性も非常に高いため、あらゆる環境でもケースの中身を保護してくれるというから頼もしい。さらに施錠部分は、アメリカの国土安全保障省の運輸保安庁から認定を受けた「TSAロック」の装備で飛行機に乗る際、アメリカ国内なら鍵をかけたまま預けられ、「ZGTプログラム」の搭載でロストバゲージでは、発見される確率が格段に高まるというのもうれしい限りだ。加えてワンタッチで伸縮可能なキャリーハンドル、スムーズに移動できる4輪キャスターはストッパー付きで電車内で動いてしまうこともない。また、ボディすべての鋲に「ZERO」の文字が刻印されているというのも、大人のオシャレ心をくすぐられてしまう。使い込むほどにキズやへこみができ、より愛着がわいてくるのも楽しめる、まさに一生もののスーツケースなのだ。
ものづくりの姿勢と堅牢なブランドイメージを再構築するため、全ての商品の生産をブランドの自国であるアメリカに回帰した“Made in USA”であることも注目したい。