TOP MAGAZINE日本を巡る ホタルイカの群遊|富山県滑川市

ホタルイカの群遊|富山県滑川市

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写真提供:滑川市(中央写真、ほたるいかミュージアム写真)、公益社団法人とやま観光推進機構(その他写真)

数百万匹のホタルイカが押し寄せる国の特別天然記念物「ホタルイカ群遊海面」。
富山湾の豊かさを肌で感じる。

春の日本海に輝く青白い光
世界でも珍しいホタルイカの群遊

神秘の海、富山湾。立山連峰をはじめとする北アルプスから水深1000m以上の海底まで一気に下るダイナミックな地形は、世界的にも稀有だ。それゆえに富山湾では様々な珍しい自然現象が見られるが、「ホタルイカの群遊」はまさにその代表だろう。

日本各地に生息するホタルイカだが、数百万匹の大群が海岸近くまで押し寄せるのは世界でも富山湾だけ。3〜6月、産卵のためにやってくるホタルイカは、夜になると海面まで浮上し産卵する。産卵を終えたメスを定置網で捕獲する漁では、無数の青白い光が海中に浮かび上がり、妖しくも美しい幻想的な光景を見ることができる。そんな漁の様子を観光船から見学する「ほたるいか海上観光」は、今年も5月6日(月・祝)まで開催中。富山湾の神秘をぜひ体験して。

  • 多くの謎に包まれているホタルイカ。発光するのは、護身や仲間とのコミュニケーションのためといわれている。

    多くの謎に包まれているホタルイカ。発光するのは、護身や仲間とのコミュニケーションのためといわれている。

  • この時期、富山湾の沿岸では深夜~未明に大量のホタルイカが打ち上げられることがあり、「ホタルイカの身投げ」として春の風物詩になっている。

    この時期、富山湾の沿岸では深夜~未明に大量のホタルイカが打ち上げられることがあり、「ホタルイカの身投げ」として春の風物詩になっている。

ほたるいかミュージアム

  • ほたるいかミュージアム
  • 電話番号: 076-476-9300
    営業時間: 9:00~17:00(最終入館16:30)
    休館日: 6月~3月中旬の火曜日 ほか
    料金: 大人820円、小人410円 (6月~3月中旬は別料金)
    備考: ※「ほたるいか海上観光」詳細は、専用HP
    https://hotaruikamuseum.com/tour)へ

滑川市の観光情報は

※2024年4月2日現在の記事です。詳細はお問い合わせください。

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