最新デジタルアートで注目を集めているネイキッド(NAKED)が、長い歴史を誇る京都の平安神宮とコラボレーション。夜間参拝の時間のみに展開される「NAKEDヨルモウデ平安神宮」を、2021年12月15日(水)~12月30日(木)までの期間限定で開催している。日本の重要文化財が通常とは違う姿を見せるこのイベント、この期間に京都観光を予定されている方はぜひ立ち寄っていただきたいスポットだ。今の時代に合わせながら自らアートに参加できるNAKEDの作品を紹介する
Topics
「平安神宮のヨルモウデ」とは?
音や光を使って非日常空間を演出するクリエイティブ集団として知られているNAKED。日本国内のみならず、海外でも多くのイベントを手掛けており、世界中から高い評価を受けている。そんなNAKEDが選んだ2021年ラストとなる舞台は京都・平安神宮。Withコロナ時代に合わせた新しい参拝の形を「ヨルモウデ」として提案する。
NAKED×平安神宮の非日常を体験!
イベント開催期間中は、平安神宮全体がNAKEDの手によって非日常のアート空間に変化する。昼間とは違う平安神宮での新感覚体験について、NAKEDならではの見どころと作品を5つ紹介する。
應天門ライトアップ
平安神宮の入り口で出迎える「應天門(おうてんもん)」は、国指定の重要文化財であり平安神宮の象徴として古くから親しまれている神門。期間中はこの應天門が幻想的にライトアップされ、NAKEDの世界に引き込んでくれる。
NAKEDつくばい™
手をかざせば、アルコール消毒とともに手のひらに京都の草花である、なでしこ・さがぎく・タンポポの花が咲く。NAKEDならではのアートが、平安神宮バージョンで登場する。手を消毒するという行為をポジティブに、そして楽しい気持ちにしてくれるWithコロナ時代にマッチしたアートはぜひ試してみたい。
NAKEDディスタンス提灯®
手に持った提灯が地面に映し出すのは、平安神宮の「左近の桜」と「右近の橘」。ソーシャルディスタンスを保ちながら、自分自身がアートに参加できる。瞬間ごとに移り変わるアートを感染対策とともに楽しめる作品だ。それぞれの提灯は社殿の照明と連動しており、その瞬間にしか出会えない光と音のアートを生み出していく様は必見。一期一会のアート作品に、心踊らせてみよう。
尚美館プロジェクションマッピング「花結び」
尚美館に映し出される光と花のプロジェクションマッピングは、平安神宮の四季折々からイメージされた1年の移り変わりを表している。平安神宮に咲き誇る色鮮やかな花々は、時間を忘れて見続けたくなる美しさ。
泰平閣「光の回廊」
泰平閣の「光の回廊」では提灯が上に設置され、光の道筋が登場。前述に記したNAKEDディスタンス提灯®と連動しており、所定の位置に提灯を置くと回廊の様子が変わる仕掛けがおもしろい。
「NAKEDヨルモウデ 平安神宮」
2021年12月15日(水)~12月30日(木)
17:30~21:30(最終入場20:50)
夜の平安神宮を楽しもう
平安神宮で開催されている「NAKEDヨルモウデ平安神宮」は、コロナの感染対策をしながら自分がアートの一部として参加できるイベント。長い歴史ある国指定の重要文化財で、最新の京都観光を楽しむのはいかがだろうか。