TOP PRESS RELEASE 今話題の「タンサ活」を取り入れて 健康的で太りにくいカラダづくりを!

今話題の「タンサ活」を取り入れて 健康的で太りにくいカラダづくりを!

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健康的で太りにくいカラダづくりをサポートするスーパー物質“タンサ(短鎖)脂肪酸”が今、注目されている。体脂肪の低減、基礎代謝の向上などの抗肥満作用をはじめ、免疫やストレスへの作用など、さまざまな機能を持つことが近年明らかになった。ここでは“タンサ(短鎖)脂肪酸”の驚くべきパワーと、この物質を生み出すための活動「タンサ活」について解説する。

“タンサ(短鎖)脂肪酸”を味方につけて
キレイと健康にアプローチ

“タンサ(短鎖)脂肪酸”を味方につけて キレイと健康にアプローチ

“短鎖脂肪酸”とは、ビフィズス菌などの腸内細菌が、水溶性食物繊維やオリゴ糖などをエサにしてつくられる腸内代謝物のことで、“酢酸”、“プロピオン酸”、“酪酸”が代表的なものとして挙げられる。
腸内環境研究のスペシャリストである福田真嗣先生によると、“短鎖脂肪酸”は血流にのって全身にひろがり認識されることで様々な機能を発揮することが知られており、“酢酸”は妊婦や胎児への影響、抗肥満効果、IgAを介した感染症予防効果が、“プロピオン酸”には持久力向上や抗肥満効果が、“酪酸”には腸管バリア機能向上やアレルギー抑制効果などが報告されているとか。またそれぞれの“短鎖脂肪酸”を産生する腸内細菌も異なり、例えばビフィズス菌はおもに“酢酸”を、酪酸菌はおもに“酪酸”を作るという。
いいことづくしの“短鎖脂肪酸”。それならばと食品に含まれる“短鎖脂肪酸”をそのまま食べても大腸まではほとんど届かず、健康への作用が期待できない。“短鎖脂肪酸”を増やすには、腸内のビフィズス菌などの善玉菌を増やしたうえで、エサとなる水溶性食物繊維を摂取し、腸から作り出さなければならない。

PROFILE

  • “タンサ(短鎖)脂肪酸”を味方につけて キレイと健康にアプローチ
  • 福田真嗣先生
    (慶應義塾大学先端生命科学研究所 特任教授 / 株式会社メタジェン 代表取締役社長CEO)

2006年明治大学大学院農学研究科博士課程を修了後、理化学研究所基礎科学特別研究員などを経て2012年より慶應義塾大学先端生命科学研究所特任准教授、2019年より同特任教授。2016年より筑波大学医学医療系客員教授、2017年より神奈川県立産業技術総合研究所グループリーダー、2019年よりマレーシア工科大学客員教授、JST ERATO副研究総括、2021年より(一社)腸内デザイン学会代表理事、2022年より順天堂大学大学院医学研究科細菌叢再生学講座特任教授を兼任。2015年、第1回バイオサイエンスグランプリにて、ビジネスプラン「便から生み出す健康社会」で最優秀賞を受賞し、株式会社メタジェンを設立。代表取締役社長CEOに就任。専門は腸内デザイン学。

“タンサ脂肪酸”を普段の生活に取り入れ
健康になる『タンサ活』のススメ

“タンサ脂肪酸”を普段の生活に取り入れ 健康になる『タンサ活』のススメ

江崎グリコ株式会社は、人々の健康寿命を延伸することをひとつの使命と考え、腸の健康と腸内細菌の研究に力を注いできた。近年、肥満と結びついた様々な疾病が人々の健康課題となるなか、ビフィズス菌とタンサ脂肪酸の研究と啓発活動を行う『タンサ脂肪酸プロジェクト』を2022年6月に発足。“短鎖脂肪酸”を“タンサ脂肪酸”とカナで表記し、分かりやすい情報の発信を進めてきた。

江崎グリコ株式会社の『タンサ脂肪酸プロジェクト』では、“タンサ脂肪酸”を増やすためビフィズス菌と水溶性食物繊維を摂取することを『タンサ活』と呼んでいる。同プロジェクトに所属する馬場悠平さんによると、『タンサ活』にはふたつのコツがあるという。ひとつは、ビフィズス菌は生きて腸まで届くものを選ぶこと。ビフィズス菌は加齢やストレスで減少するうえ、酸素や酸に弱い。グリコ独自のビフィズス菌(Bifidobacterium animalis ssp. lactis GCL2505)は、胃液や胆汁、他の腸内細菌にも負けず、生きて大腸まで届き、おなかで増えるのでおすすめだ。コツのふたつめは、ビフィズス菌などのエサとなる水溶性食物繊維を摂取すること。食物繊維イヌリンは、チコリやごぼう、玉ねぎなどに含まれる水溶性食物繊維。腸内でほぼ100%が腸内細菌のエサとなるため、ぜひ意識的に摂取したい。

ビフィズス菌と水溶性食物繊維を摂取する
美味しく手軽な『タンサ活レシピ』

「ここ数年疲れやすくなった」、「いつもと同じ食事をしているのに太りやすくなった」など、年齢を重ねると悩みも増えてくる。そんなときこそ『タンサ活』を取り入れてみてほしい。管理栄養士の柴田真希さんによると、『タンサ活』を食生活に取り入れる際のおすすめは、「ビフィズス菌入りヨーグルト100g」と「水溶性食物繊維2g」。ヨーグルトはパッケージを見てビフィズス菌入りのものを選び、100gを目安に食べる習慣をつけるといい。水溶性食物繊維は下の表を参考に食事に取り入れて。

ビフィズス菌と水溶性食物繊維を摂取する 美味しく手軽な『タンサ活レシピ』

柴田さん曰く、『タンサ活』は1日にしてならず。続けるポイントは、①自分に合っているかどうか ②簡単に作れるかどうか ③習慣化するポイントをつくれるか。現在の食生活とかけ離れすぎていないか、どんなにおいしいレシピでも作り方が複雑だと継続することは難しい。また続けることが苦痛にならないくらい、自然に食べる習慣ができるのがベストだとか。
年齢や体調でなりたい自分をあきらめないために、出来る範囲で『タンサ活』を始めてみては。

PROFILE

  • 管理栄養士  柴田真希さん
  • 管理栄養士
    柴田真希さん

株式会社エミッシュ代表取締役。女子栄養大学短期大学部卒業後、給食管理、栄養カウンセリング、食品の企画・開発・営業などの業務に携わり、独立。現在はお料理コーナーの番組出演をはじめ、出版・WEB媒体にレシピ・コラムを掲載する他、食品メーカーや飲食店のメニュー開発やプロデュースなどを手がける。

「美腸活CAFE & GROCERY ® L for You AOYAMA
®」開発 タンサ活レシピ

「美腸活CAFE & GROCERY ® L for You AOYAMA ®」開発 タンサ活レシピ

ここでは『タンサ活』を毎日の食生活に取り入れやすくした「タンサ活レシピ」を紹介する。ビフィズス菌入りヨーグルト100gと、ビフィズス菌のエサとなってタンサ脂肪酸を産生する水溶性食物繊維2gを1食で摂取でき、『タンサ活』を無理なく実践できる。
「オートミールパンケーキプレート ~タンサ活レシピ~」は管理栄養士・柴田真希氏の監修のもと、「美腸活CAFE & GROCERY® L for You AOYAMA®」(東京都港区南青山)が考案、開発したメニューだ。ビフィズス菌入りヨーグルトを使用したドレッシングとデザートを作り、水溶性食物繊維が豊富なオートミール、アボカド、キウイフルーツを合わせている。
同店では、2023年4月17日(月)から5月16日(火)までの期間限定で、こちらの「オートミールパンケーキプレート~タンサ活レシピ~」を提供している。ぜひご賞味あれ。

■期 間 2023年4月17日(月)~5月16日(火)※平日・土日祝ともにランチタイム11:00~15:00(L.O.15:00)のみ提供
■実施店舗 美腸活CAFE & GROCERY® L for You AOYAMA®
■提供メニュー 「オートミールパンケーキプレート ~タンサ活レシピ~」(1,760円税込)※ハムの種類は仕入れ状況によって変更する場合がございます。※写真はイメージです。

「美腸活CAFE & GROCERY® L for You AOYAMA®」

「美腸活CAFE & GROCERY® L for You AOYAMA®
住所:東京都港区南青山 3-9-3 池上ビル1階
交通:東京メトロ表参道駅徒歩7分、外苑前駅徒歩10分
営業時間: [月~土] 11:00~19:30 [日]11:00~17:00
TEL:03-6459-2504
URL:https://www.lforyou.tokyo/

※2023年6月6日現在の記事です。詳細はお問い合わせください。

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