キャリアデザインも新しい時代へ
新型コロナウィルスの影響で、日本経済は大きな打撃を受けている。2020年はその流行拡大とともに企業の雇用や労働環境も変革が求められ、ビジネスパーソンの働き方も大きく変わった1年であった。特に“リモートワーク”がワークスタイルの主流となったことで、これまで以上に業務を効率化しつつ、一層の成果を求められる厳しい時代に。
新型コロナウィルスの流行が終息した後も、このような働き方は継続し定着すると見られている。だから今こそ、アフターコロナを見据えて、自身のキャリアアップのための“実力”や“スキル”を身に付けておくべきではないだろうか。
社会人向け大学院でキャリアをブラッシュアップ
そのための選択肢のひとつとして、社会人向けのビジネススクールが挙げられる。ただ、仕事をしながらの通学は時間の制約が大きい、コロナ禍での対面授業はできれば避けたいなど、さまざまな要因でビジネススクールへの通学を敬遠する人も少なくない。
そこでぜひ一度『KIT虎ノ門大学院』のHPをご覧になってみてほしい。『KIT虎ノ門大学院』は2004年に教育力日本一を目指す金沢工業大学のフラッグシップ拠点として虎ノ門に開設された、1年制の社会人向け大学院だ。
Point 1
ビジネスと知財の両方を学べる
『KIT虎ノ門大学院』はMBA修士(経営管理)、MIPM修士(知的財産マネジメント)のふたつの学位に対応したカリキュラムを採用している。MBAや知的財産、メディア&エンタメ、AIなど90以上の多彩な科目を、一流の実務家教員が提供。専門性と実践力を高める超少人数ゼミによる修士研究指導も、『KIT虎ノ門大学院』の特長のひとつだ。
Point 2
今必要なスキルを1科目から学べる
『KIT虎ノ門大学院』は、質の高い講義を提供しているのはもちろん、忙しい社会人の学びをサポートする体制も充実している。
たとえば、1科目から学べる“科目等履修制度”。あらゆるスキル領域から、最も必要とするスキルの修得、あるいはその領域の専門性を高めるために、1科目から最大12科目まで受講できる制度だ。
Point 3
オンライン受講も可能
オンライン受講が可能である点も、多忙なビジネスパーソンにとっては大きなメリットだ。特に2021年度はすべてのクラスをオンライン形式(Zoom授業)かハイブリッド形式(対面かオンラインを選択可)で実施している。
昨年度オンライン授業を経験した受講生によるアンケートによると、新しい受講の形式に戸惑いの声もあったが、
「虎ノ門キャンパスに通学する機会が減ったので時間を有効に活用できた」
「SlackやGoogleドキュメントの活用方法など、ITに強くない自身としては様々な新しい経験ができ、非常に良かった」
「Zoomでのオンライン授業だったので、わからない言葉を即座にその場で調べながら進めることができた」
など、自分なりに工夫してメリットを見出す前向きな声も多く聞かれた。
新型コロナウィルスの影響で、経済環境も、雇用や働き方も、キャリアの捉え方も、劇的に変化した。そんな中で生き残っていくためにも、ビジネスパーソンとして現在の立ち位置と将来設計を考えること。そのうえで、自身が望む知識・能力・実践的スキルを学び身に付けることで、ビジネスパーソンとしてより高いステージへと到達できるはず。学びのための最高の環境を提供してくれる『KIT虎ノ門大学院』、修了生へのインタビューからその魅力をぜひ探ってほしい。
修了生・在学生インタビュー
実際に『KIT虎ノ門大学院』ではどのような人が学び、どのように学びを深めているのだろうか。2020年度『KIT虎ノ門大学院』で、オンライン授業を通して学んだ修了生と在学生に訊いた。
岡﨑 修一さん
株式会社ニコリオ 化粧品開発部 部長
KIT虎ノ門大学院 MBAコース修了生
将来の目標へと踏み出す強靭な筋肉を得た
会社経営に携わる立場となり、経営に関する知識を体系立て説得力のある総論として伝えたい、またさらなるステップアップのために自身の考えを修士研究という形でアウトプットしてみたいと思い、ビジネススクールへの入学を検討し始めました。『KIT虎ノ門大学院』に決めたのは、実務経験豊富な教授陣とMBAだけでなく知財系科目も受講可能である点を魅力に感じたからです。
『KIT虎ノ門大学院』では、実ビジネスに活かせる知識を、臨場感をもって学ぶことができました。もっとも印象に残っているのは“ゼミ”で、自分の素地が試される場であり、そこで揉まれることで他では得られない財産となりました。考えをまとめる準備段階、論理的に説明するゼミ、同窓生からの多様な質疑応答など、通常の授業で得た知識を総動員して臨むことは、ある意味で総合格闘技のようなものです。一番多くの時間を割いたというのは当然ですが、なによりも学びが多く、毎回気付きがあり成長できました。
通学する以前は自分のキャリアに関して、「このままでよいのか?」という漠然とした不安感だけがありましたが、修了後の今は知識を得たことに加え、多様な同窓生との意見交換により将来の姿を見据えられるようになり、その姿から逆算して、いまやらなければいけないことを見出せるようになりました。もちろん待遇のアップなどにも役に立ち、周囲の見る目を変わったが、なにより目標へ踏み出すための強靭な筋肉を得たように思います。
松尾 香丘里さん
情報通信企業 デジタルマーケティングディレクター
KIT虎ノ門大学院 MBAコース在学生
外的要因に左右されない考え抜く力を養えた
私は広告代理店からホテル業界への転職を経験し、業務上著作権など知財系の学びを深めつつ、新設のマーケティング部担当者として経営や事業戦略を学ぶ必要がありました。そこで、その両方を学べる『KIT虎ノ門大学院』の門を叩きました。最初は科目等履修生として学ぶことを決めていましたが、申し込み窓口に偶然いらした三谷先生と会話したことがきっかけでさらに学習意欲が増し、翌年には本科の三谷ゼミ生となりました。
『KIT虎ノ門大学院』は教授陣が素晴らしく、情熱をもってご指導してくださいます。仕事の現場で即戦力として活用できる学びが多く、視座の高さ、視野の広さ、知らないフレームワークやテクニックなどは、大変勉強になります。生徒の課題にあった授業を科目等履修で選び1科目から受講できるのも魅力です。すべての授業がどれも楽しく、担当してくださった教授陣には本当に感謝しています。またオンラインの授業にあたり工夫してくださっている教授も多く、対面と変わらないくらいかそれ以上に充実した講義を受けることができました。
私自身は、新型コロナウイルスで世の中が変わるタイミングで奇しくも『KIT虎ノ門大学院』で学ぶことになり、本当に良かったと思います。どんな外的要因にも左右されない筋肉質な企業と自分をつくる。これからの時代を生き抜いていく知恵と力と変革を学ぶことができました。おかげで現職にもキャリアアップすることができました。世の中がどんどん変わっていく中で、自分で考え、共に学び考える仲間がおり、そして傾聴・指導してくださる教授がいる。集団知の素晴らしさを『KIT虎ノ門大学院』でぜひ体感してほしいと思います。
KIT虎ノ門大学院
お問い合わせ:金沢工業大学大学院 虎ノ門キャンパス事務室
住所:東京都港区愛宕1-3-4 愛宕東洋ビル12F
TEL:0120-757-242(受付時間 10:00~22:00)
E-mail:tokyo@kanazawa-it.ac.jp
定休日:毎週月曜日/祝日
URL:https://www.kanazawa-it.ac.jp/tokyo/