2026年12月15日、箱根・小涌谷に「HOTEL THE MITSUI HAKONE(ホテル ザ ミツイ ハコネ)」が開業する。「HOTEL THE MITSUI KYOTO」に続くブランド2軒目となり、場所はかつて三井家の別荘が数多く存在していた小涌谷。富士箱根伊豆国立公園内の原生林や渓流を残した約14haに及ぶ敷地に、その自然や地形を生かして設計され、温泉や散策を通じて自然に触れ、ホテルで心身を休める滞在を提案する。
原生林の景観を受け継ぎ、土地の魅力を引き出す建築

箱根には数多くの温泉宿がある。そのなかで「HOTEL THE MITSUI HAKONE」の最大の特徴は、東京ドーム約3個分に相当する約14haの広大な敷地。しかし、注目したいのはその広さだけではない。敷地内には蛇骨川が流れ、その南側、浅間山に面したエリアには原生林が残る。さらに、最大約45mの高低差がある土地の起伏を生かし、既存の自然をできる限り残すように建物を配置。ホテルのさまざまな場所から、周囲の森や山の景色を楽しめるよう設計されている。
その魅力を最初に感じられるのが、ホテルへのアプローチだ。緑に囲まれた坂道を上がり、エントランスの大屋根を抜けると、目の前には浅間山を望む景色が広がる。木々に囲まれた道のりを経ることで、到着時の開放感がいっそう際立つ。
建物の設計・施工は竹中工務店、インテリアデザインを手がけるのは、世界的なデザイン事務所「Yabu Pushelberg」。建物の内外で自然との調和を意識し、森や山の景色を身近に感じられる空間を目指している。

浅間山を望む温泉、渓流沿いの散策。
敷地内で自然に触れる
恵まれた自然環境は、景観として楽しむだけでなく、温泉や散策など、滞在中のさまざまな体験にも生かされている。その一つが、天然温泉を利用した、水着を着用して利用する温浴施設「サーマルスプリング」だ。「HOTEL THE MITSUI KYOTO」にも同施設はあるが、京都は地下の静かな空間で温泉を楽しむ施設であるのに対し、箱根では屋内に加えて屋外にも設置。浅間山を望み、蛇骨川のせせらぎを聞きながら、周囲の森や風を感じて天然温泉に浸かることができる。
さらに、広い敷地を歩きながら楽しめる散策路も整備。蛇骨川沿いのテラスデッキや、木々に囲まれたヨガテラスなど、自然の中で思い思いの時間を過ごせる場所が設けられる予定だ。周辺には千条の滝などもある


客室でも箱根の自然を身近に。
全126室に天然温泉を完備
客室は、48㎡のデラックスルームをはじめ、100㎡を超えるヴィラ、240㎡のプレジデンシャルスイート、217㎡のシグネチャーヴィラという全10タイプ。全126室に敷地内から湧く天然温泉の専用風呂と、バルコニーまたはテラスを備える。多くの客室にビューバスを採用し、蛇骨川沿いの独立型ヴィラ5棟には露天風呂も設ける。




森を望むレストランで、食事の時間もゆったりと
食事も周囲の景色とともに楽しめる。日本料理『三渓』には、原生林を望む空間で会席・鮨・鉄板焼の3つのスタイルを用意。相模湾の海の幸や旬の食材を取り入れるオールデイダイニング『RIVERINE』では、浅間山を望むテラス席を備える。そのほか国産プレミアムウイスキーやシグネチャーカクテルを提供する「The Bar LAMBENT」も設けられる。

ホテルで過ごすことを、旅の目的に
観光の予定を詰め込むより、滞在そのものに時間を使う。「何を見に行くか」だけでなく、「どこで休むか」を旅の目的にする。そんな箱根の過ごし方を提案する一軒だ
「HOTEL THE MITSUI HAKONE」は2026年12月15日開業予定。宿泊予約を受け付けている。
HOTEL THE MITSUI HAKONE
開業予定日:2026年12月15日
所在地:神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷字箕作沢450番1ほか
客室数:126室
主な施設:日本料理「三渓」、オールデイダイニング「RIVERINE」、バー「The Bar LAMBENT」、サーマルスプリング、SPA、離れ「四季庵」、ファンクションルーム、フィットネスジムほか

