ユネスコ無形文化遺産登録の江戸の面影を残す都市型祭礼。
祭囃子と歓声に満ちる人々の活気に日々の憂さを忘れる。
祭囃子と歓声に満ちる人々の活気に日々の憂さを忘れる。
城下町の繁栄を表す絢爛豪華な山車がゆく
江戸・天下祭の姿を今に伝える都市型祭礼
人気の観光地として名高い小江戸・川越。このまちが一年で最も賑わうのが「川越まつり」だ。
かつて江戸の物資供給拠点として栄えた川越には、江戸の文化が数多く運び込まれた。370年以上続くこの祭りも、江戸の天下祭（神田明神、赤坂日枝神社の各祭礼の総称）の影響を強く受けて発展してきたものだ。特に祭りの主役となる絢爛豪華な山車は、天下祭の流行を取り入れ変化しながら受け継がれ、当時の天下祭の様式を今に伝える貴重な存在である。祭り期間中は市内のあちこちで熱気に満ちた煌びやかな山車が見られるが、複数の山車が向き合う「曳（ひ）っかわせ」が最大の見どころ。中でも最高潮の盛り上がりとなる夜は必見で、提灯に照らされる山車と囃子、飛び交う歓声に目が離せなくなるはずだ。
川越氷川神社の神輿が市内を巡行し、人々の幸福と町の繁栄を祈請する伝統行事「神幸祭」。川越まつりの起源はこの神幸祭とされている。
山車は二層の鉾と人形からなる。最上部の人形は町内ごとに異なり、日本武尊や徳川家康といった神話や英雄などが題材となっている。
開催情報
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日時： 2024年10月19日（土）、20日（日）※神幸祭は19日、曳っかわせは両日 場所： 川越市内各地 その他： 川越市観光に便利な電子クーポン「小江戸かわごえe旅ギフト」は、ふるさと納税で入手できます。 お問合せは、川越駅観光案内所（049-222-5556）まで
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