高いステージを目指し、人と人をつなぐ証となるNew classic fine jewelry brandを探求するラグジュアリーなジュエリーブランド「GENTLEMAN」がHOLIDAY COLLECTION 2021を発売した。「NAVIGATOR」をテーマに、アンカーやアルファベットなどのモチーフを採用。新しい道しるべとなる洗練されたデザインがお披露目された。このコラムでは、ラインナップの一部より注目の新作ジュエリーコレクションを紹介する。
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紳士の装い【SIGNET RING COLLECTION】
SIGNET(シグネット)とは、印鑑・捺印といった意味を持つ。紋章などが刻印され、署名に使用されていたシグネットリングは、かつて英国紳士が身に着けていたジュエリーだ。「華美な装飾は必要ない」とされていた時代の中で、その実用性から紳士が着用を認められていた唯一のジュエリーがシグネットリングである。この起源からインスパイアされたコレクションがシグネットリングコレクションだ。
K18に刻印されたアンカーは、安定や希望の意味を持ち、今季のテーマとなるNAVIGATORを表現。アンカーモチーフの代わりにイニシャルなどのアルファベットを刻印するオプションがある。シグネットリングのルーツを意識したサービスだ。
注目は、ブランド生誕5周年を記念するアニバーサリーコレクション。BEAMSの名バイヤーとして活躍し、現在はシンガポールのスペシャルティストア、コロニークロージングのクリエイティブディレクターとして活動している高田朋佳氏とのコラボレーションは必見だ。そんな高田氏とのコラボはイギリスにルーツを持つシグネットリングには、イタリアの幸運のお守りである「コルノ」やネイティブアメリカンのお守り「ドリームキャッチャー」を刻印するという多国籍なもの。高田氏の遊び心が表現されたアイテムだといえる。
ブランドの顔【RAW DIAMOND COLLECTION】
ブランドの顔ともいうべきシグネチャーラインであるRAW DIAMOND COLLECTIONは、まさにデザイナーの個性や感性が表現されたジュエリー。GENTLEMANを代表するダイヤモンドの輝きに注目だ。
ダイヤモンドをイメージしたデザインに、本物のダイヤモンドを2周あしらった贅沢な一品。やや小ぶりのデザインではあるが、圧倒的な存在感を放っている。胸元を煌びやかに彩ってくれるだろう。
多彩なシーンで活躍【BOW TIE COLLECTION】
シンプルなチェーンタイプのブレスレットは、どんなシーンや洋服にもなじむ万能アイテム。手持ちのジュエリーと重ねづけが楽しめるのも特徴だ。
3面カットのチェーンブレスレットは主張しすぎず、埋もれ過ぎず、さりげなく光る存在感が魅力だ。コーディネートの幅が広いので、さまざまなシーンで重宝するだろう。シンプルなデザインは、つける人間を選ばないというメリットもある。ペアジュエリーにもおすすめだ。