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AIとの共存時代に、私たちがやっておきたいこと

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AI元年といわれた昨年に続き、今年はAIがより身近な存在になると言われている。
私たちヒトに代わって、AIが思考し、なんでもやってくれる時代が現実化しつつある今、
私たちはどのように暮らし、何を意識しておくべきなのか。
これから始められること、始めておきたいことを、新年を迎えた今、改めて考えてみたい

普及確実なAIの基本を理解してその未来感を存分に楽しむ

2018年。今年は近年例をみないほど話題の多い年になりそうだ。
スケジュールをちょっと確認してみただけでも、月の冬季オリンピックに6月のサッカーワールドカップ。
11月には秋篠宮眞子様と小室圭さんのご結婚が予定されている。

安室奈美恵さんの引退に築地市場の豊洲移転も今年になりそうだ。
2019年に天皇陛下の退位が決定したので、今年が一年を通して過ごす平成最後の年になる。

そしてもう一つ、私たちの生活に大きく関わって来ると思われるのが、「AI」だ。
AIスピーカーや自動運転技術などで注目を集めているAI技術が、今年はその普及スピードを一気にあげて、ビジネスシーンから生活環境まで、さまざまなものを自動化したりサポート機能を高めて、私たちの日常を大きく変えていく可能性があるのだ。

そんな新たなカタチの時代を迎えつつある今だからこそ、改めて、私たちヒトにしかできないこと、大切にしなければいけないことを考え、あえてチャレンジしてみるのも面白いと思っている。
新年の目標やテーマが決まっていない方は、是非一考して見てはいかがだろうか?

AI(人工知能)

AIの言葉が初めて使われたのは1956年で、コンピューターに推論や探索という機能が加わり第一次AIブームが起こる。
その後1980年代にコンピューターに知識を与える試みがなされた第二次ブーム。
そして、2000年代に入り機械の自立学習機能が実用化され、今現在の第三次AIブームに続いている。

人間の脳を模倣するためのあくなき技術革新

「AI」とは、Artificial Intelligenceの略、日本語で言うと「人工知能」となる。
2018年は、この「AI」がより身近な存在になるのは確実 なので、「AIって何?」といった質問に、簡単な説明くらいは出来るようにしておきたい。

「AI」の定義には諸説あるのだが、ここでは、「人間の脳が行うさまざまな判断や反応を、コンピューターで人工 的に模倣したもの」としておく。
この人工知能は、iPhoneの「Siri」やGoogle の「OK Google」といった、スマートフォンの音声アシスタント機能にも使われており、
すでに私たちはその恩恵を日常的に受けているのだ。 AIの開発は1950年代から始まっているのだが、これまでは技術的な課題が多く、普及するには至っていなかった。

それがここ数年で一気に普及した背景には、大量の情報を処理できるコンピューターや情報ネットワークの登場がある。
人のように認識・判断し反応するには、膨大な情報とそれを処理する能力が必要で、それがAI開発の大きな課題 だったわけだ。
そしてもう一つ、「ディープラーニング」という深層学習機能の登場が飛躍に貢献している。

これは、人の脳の神経回路を模倣してつくられた最新の機械学習機能で、簡単にいうと、ヒトが教えたことのみを学習した従来の機能に対して、
画像や動画、音声なども情報源にしながら、ヒトが教えなくてもコンピューターが自ら 情報を学習し、認識力を高めていく革新的な機能なのだ。
この新しい学習機能の登場によって、これまで実現できなかった複雑な情報処理が可能になり、高精度な音声翻訳機能や、クルマの自動運転技術などに繋がっているのだ。

AIが私たちの生活に欠かせない、そんな時代の到来

昨年話題になった「AIスピーカー」もまた、「ディープランニング」によって生まれたAI搭載商品だ。
身の回りのさまざまなものがインターネットにつながる「IOT(Internet of Things)」の環境が整いつつある今、
この「AIスピーカー」に話しかけるだけで、テレビや照明、エアコンのオンオフなど、さまざまな家電製品のコントロールができるようになる。

ビッグデータのような大量の情報も短時間で処理し学習して、より高度な判断を行うようになる「AI」が、「IoT」や「VR(=仮想現実)」などの新しい技術と結びついて、これまで経験したことのない価値観を生み出していく。
かつて映画やアニメでみた未来の生活が、まさに実現する時代になったのだ。

将来、「AI」が進化しすぎることを危惧する識者の声もあるが、例えば、癌など治療が困難だった病気が治せるようになったり、事故を起こさないクルマや飛行機が開発されたり。
私たちが不得意、不可能としていたものを、無限の可能性を持つ「AI」が克服してくれる。
そんな、私たちの生活をより豊かなものにしてくれる「AI」であれば、大歓迎である。「AI」がこの先どんな世界を見せてくれるのか。2018年もぜひ注目していきたい。

音楽の与えてくれる恩恵で心と身体を豊かにする。

劇的な進化を見せるAIだが、作曲などの芸術分野は苦手だそうだ。人の感性から生まれる音楽だからこそ、音楽は人に多くの恩恵を与えてくれるのだろう。

人間の脳を模倣するためのあくなき技術革新

気持ちを盛り上げたり、落ち込んだ時に慰めてもらったり、リラックスするために楽しんだり、様々な場面で私たちに寄り添ってくれる音楽。
音楽が人に与える効果については諸説語られてきているが、ギリシャの哲学者アリストテレスは、「音楽は人々の心=魂に作用する薬」と説いたというから、その効果ははるか昔から認められているようだ。

それが近年では、音楽が脳や自律神経に作用して、快感神経を刺激する「ドーパミン」の働きを促し、やる気や身体機能を高めるということが、科学的にも証明されている。
さらに、楽器を演奏する行為は、譜面を読み、それを記憶して身体を使って楽器を操作し、リズムも意識するなど、さまざまな行為さまざまな行為を同時に行うことで脳がより広範囲にわたって活性化し、
集中力が高まる、認知症の予防につながる、そして知能指数が上がる!そんな研究結果もあるという。こうなると、がぜん楽器演奏に興味が湧いてしまう。
では、楽器演奏をやってみようとなった場合、数ある楽器の中から何を選べば良いか。

おすすめは「ピアノ」だ。ピアノは弦楽器や管楽器のように、正確な音を出すまでの苦労が少なく、鍵盤を押せば誰でも同じように音を出せるので、初心者でも入りやすい。
そして左右の指を複雑に動かし、かつペダルも踏むという作業で、脳全体への刺激が多いのもポイント。
認知症予防やアンチエイジング効果も期待できるといわれるほどだ。さらに、ピアノは先生の数が多く、大手のカワイ音楽教室が展開する「おとなの音楽教室」のように、
余暇の活用やストレス解消などを目的とした大人専用の音楽教室も増えているので、教室探しの苦労も少ないという利点があるのだ。

MEMO

音楽の歴史

その起源は鳥のさえずりや、水の音とも言われるが、最も古い音楽、メロディーは、シリアで書かれたとされる礼拝のための讃美歌だそうだ。この曲は研究者の解釈で編曲され動画サイトなどでもリリースされているが、その音色はなかなか魅力的で驚かされる。

自分なりの目標をもつことが楽器演奏を始めるポイント

大人の方が初めて楽器演奏を学ぶ際のポイントは、どんな曲をどこで演奏したいかを明確にすること。きっかけは健康のためだとしても、どの程度演奏できるようになりたいかの目標を持つことが必要だ。

例えば、「 娘の結婚式でこの曲を弾きたい」そんな明確な目標があるほど、上達も早くなる。
そしてもう一点、どれだけ素直に指導を受け入れられるかも重要だ。豊富な知識や経験を持った大人ほど、初心者であることの抵抗感からか、先生の指導に対して素直になれない場合がある。
それでは上達に時間がかかってしまうし、学ぶことが逆にストレスになりかねない。
何のために楽器演奏を学ぶのかを、しっかり意識しながら指導を受けることが大切だ。
楽器演奏を始めるきっかけはそれぞれでも、音楽との関係を深めることは、きっと新しい自分を見つけるきっかけになるはずだ。

MEMO

大人の音楽教室なら カワイおとなの音楽教室

詳細はホームページで
https://music.kawai.jp/po/

全身フル稼働で壁を攻略する今注目の「ボルダリング」

きっとAIは、私たちの健康も色々サポートしてくれるに違いない。しかし、身体を動かすことで得られるあの爽快感は、AIには理解できない、ヒトの特権だと思う。

誰もが気軽に楽しみながら知力と体力を鍛えられる

開催が待ち遠しい2020年の東京オリンピックから正式種目となる、「スポーツクライミング」。
この競技は、高さ12メートル以上の人工壁を、制限時間内でどこまで登れるかを競う「リード」と、10から15メートルの人工壁を決められたコースで登り、
その時間を競うスプリント種目「スピード」、そして、高さ5メートルほどの人口壁に設定された複数のコースを、制限時間内にいくつ登れるか競う「ボルダリング」の、3つの種目で構成されるフリークライミングから発展した新しいスタイルのスポーツだ。

この「スポーツクライミング」の中でも、最近注目を集めているのが「ボルダリング」である。
スポーツクライミングは毎年ワールドカップや世界選手権が開催されているが、「ボルダリング」種目で日本人選手が2016年に両大会制覇、日本チームとしても2014年から3年連続世界ランキング1位となるなど、
日本は世界屈指のボルダリング強豪国なのだ。そんな日本人選手の活躍もあって人気がブレイクし、特別な道具を必要とすることなく、一人でも始められる手軽さから、子どもからシニアまで、競技人口が急増しているのだ。

MEMO

ボルダリング

語源は「boulder=巨石」で、フリークライミングの練習として巨石に登ったのが起源とされている。
スノーボードやスカイダイビングなどの、extreme sportsの一種で、人工壁に設置されたホールドと呼ばれる突起を利用し、チョークの粉を滑り止めに使いながら頂上を目指す。

いかに壁を攻略するか、ゲーム感覚で楽しめる

一見、強力な腕力や握力が必要そうに見える「ボルダリング」だが、実はそうではない。
むしろ腕力だけでは攻略できないのが「ボルダリング」の楽しさで、手足の動きに加えて柔軟性やバランス感覚、
さらにどのホールド(壁の突起物)をどんな体勢で掴んでいくかを考えながら進む必要があり、体力・知力・テクニックの総合力が求められるスポーツなのだ。

腕力が無ければ、知力と柔軟性やテクニックでフォローする、そんな懐の深さが、「ボルダリング」人気の秘密といわれている。
全身をフルに使うので、フィットネス効果や、身体の引き締め効果にもつながることから、体力の低下や、体形が気になり始めている方が、
トレーニングがわりに始めることも多いそうだ。

また、「ボルダリング」は体重が軽いほど有利なので、「上手くなりたい!」と思えば、必然的に自分の体重・体調管理を意識するようになり、間接的なダイエット効果にもつながる。
そして、「この壁を攻略したい!」そんな明確な目標をもって取り組めるので、モチベーションを高めやすく継続力にもつながるという利点もある。トレーニングジムに通ってもなかなか続かないといった
方は、ぜひ一度「ボルダリング」にチャレンジしてみてはいかがだろうか。目標の壁面を攻略した時に達成感は、身体を動かすことの楽しさを改めて教えてくれるはずだ。

END
※2021年11月30日現在の記事です。詳細はお問い合わせください。

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