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目からウロコの 「眼球体操」

ISSUED | 2017.05

 

撮影/椿 孝

目からウロコの「眼球体操」

1日わずか5分で人生が変わる究極のエクササイズ

アフルエント読者のアンケートによると、体の不調でいちばん気になっているのは「目の疲れ」。そこで今回は、目の疲れはもちろん、体と頭と心のバランスを整える『眼球体操』を紹介しよう。

予想外の効果もいっぱい!眼球体操の効果

  • 1.物をなくしたり、忘れたりしなくなった
  • 2.部屋の整理整頓が効率よくできるようになった
  • 3.資料や書類を読むのが早くなった
  • 4.スケジュール管理が上手くなった
  • 5.子どもが集中して勉強をするようになった


トップアスリートも実践する人生を薔薇色にする『眼球体操』

健康な体づくりのためにジムでトレーニングしたり、ランニングやウォーキングをしたり。多くの人が体を鍛えることに熱心だが、まさに盲点になっているパーツがある。それが〝目〞だ。目を鍛えて何の意味があるのか、そう思ったのではないだろうか。臨床心理士の松島雅美先生は語る。

「目と脳は常につながっていて、相互補完的な役割を果たしています。目の働きが悪くなると脳の働きも鈍くなります。たとえ視力が1.5でも目が良いとは言い切れません。目の働きが衰えることで、判断力が鈍ったり、集中力に欠けたりすることも」。

 プロ野球選手などトップアスリートにメンタルビジョントレーニングとして「眼球体操」を指導している松島先生。視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚から入る情報のうち約8割が視覚からの情報。ということは、目を鍛えるメリットは大きいようだ。

いまからでも間に合う!眼球体操で頭も心も健康に

 目の働きの良し悪しは、これまで遺伝によると考えられていたが、近年、人が育つ環境に影響されることがわかってきた。

 アフルエント世代が気になるといえば「老眼」だろう。加齢と共に衰えるのは、筋肉も脳も同じ。老眼は水晶体が弾力性をなくし、焦点合わせのために働くはずの毛様体筋が衰えることで手元が見えにくくなる状態だ。

「視力が良い人も、近視、遠視の人も45歳前後から老眼が始まります。最近では〝スマホ老眼〞といった若年層でも老眼になる現象も増えてきています」。 老眼の次に目の衰えを感じるのが動いているものを見極める「動体視力」。ピークは15〜20歳で、65歳以上では3分の2まで落ち込むとか。さらに厄介なのが「眼精疲労」で、頭痛、肩こり、吐き気など体にも影響。

「使い方のクセや加齢によって目の働きが悪くなると、ケアレスミスが多くなり、イライラが募って頭と心が疲れます。眼球の動きと感情コントロールを司る前頭前野の働きが連動することもわかってきています。目の働きが良くなれば、脳の機能が活性化し、メンタルコントロールもできるようになります」。
 目とは無関係のような頭や心の健康。「1日5分からはじめてください」と松島先生。日常に「眼球体操」を取り入れて、視野の広いクリアな毎日をおくろう。

監修

理学療法士

松島雅美先生

京都女子大学大学院修士課程終了。
臨床心理士。メンタルビジョントレーニングスペシャリスト。一般社団法人国際メンタルビジョントレーニング協会代表理事。精神神経科クリニックや教育機関などで、のべ2万人以上をカウンセリング。視覚機能とメンタル機能を同時に鍛えるアイパフォーマンスメソッドを日本で初めて構築し、スポーツ選手や子どものパフォーマンス向上に向けた取り組みを行っている。

Before Exercise

自分の「利き目」を知ろう
腕に右利き、左利きがあるよう、目の使い方にもクセがある。
動きの中心になるのは利き目だが、それだけに両目をバランスよく使う意識が必要だ。

Point!

利き目と利き腕が左右逆の人は体が歪みやすくなることも。パソコンなど作業をする時は、姿勢がねじれないような位置にモニターを置くなど工夫をしてみよう。

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