身延山久遠寺｜山梨県身延町

写真：Takashi Mizoguchi / PIXTA（ピクスタ）

750年の歴史を誇る日蓮宗の総本山
凛とした空気が漂う稀代のパワースポット

天災や飢餓、疫病などが相次いだ鎌倉時代、法華経により人びとを救おうとした日蓮聖人が開いた「身延山久遠寺」。晩年の9年間をこの地で修行や弟子たちの教育に没頭した日蓮聖人の遺骨が祀られ、今なお厚い信仰を集めている。パワースポットとしても知られるこの場所でぜひ体験したいのが、誰でも参加できる「朝勤（ちょうごん）」だ。朝の澄んだ空気の中、戦後を代表する日本画家・加山又造画伯の傑作「墨龍」が描かれた天井など、豪華絢爛な本堂・内陣に多くの僧侶たちが集まり読経する荘厳なひと時は、まさに圧巻の一言。

また、春は桜の名所としても知られ、日蓮聖人の神霊を祀る「祖師堂」の傍らにある樹齢400年以上のしだれ桜なども必見。例年見頃は3月中旬から。時代を超えた春景色が楽しめる。

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  朝勤が行われる本堂・内陣（※写真は新年祝祷会の様子）。10～3月は6:00、4～9月は5:30から朝勤が始まり、僧侶の声にあわせ、一般の人も読経できる。

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  境内へ続く、287段の菩提梯。「南無妙法蓮華経」と唱えながら登ると、41回目で上りきり、「涅槃」とされる本堂に到着する。

身延山久遠寺

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• 住所：	山梨県南巨摩郡身延町身延3567
  電話番号：	0556-62-1011
  交通：	JR身延駅より車で約15分
  営業時間：	窓口受付5:30～16:55（4～9月5:00～）
  備考：	※本堂での朝勤は参加無料・予約不要。

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