砂の美術館｜鳥取県鳥取市

鳥取砂丘の砂が生み出す 繊細で儚い砂像の世界

観光地としてあまりに有名な「鳥取砂丘」だが、その砂丘の砂を使った〝砂像〞を常設展示する世界で唯一の美術館をご存じだろうか。元は地元有志が作っていた砂像をヒントに、新たな砂丘のシンボルとして開館した「砂の美術館」。「砂で世界旅行」をコンセプトに毎年異なるテーマが設定され、世界トップレベルの砂像彫刻家による緻密かつ壮大な砂像を間近で楽しめる。今年も1月から展示入替えの休館を経て、4月19日から第15期「フランス編」がスタート。今夏開催のパリ五輪に合わせ、建国からフランス革命、近代までの激動の歴史や伝統建築等をテーマにした砂像を展示。どんなに素晴らしい作品も、会期が終了すれば崩され、元の砂に戻っていく。ぜひ今だけの美しい造形美を目に焼付けてほしい。

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  砂像は、水で固めた砂のブロックを彫刻して作られる。制作中は崩れるリスクと常に向き合い、完成後も最後には必ず崩されるその“儚さ”に、砂像ならではの美しさがある。

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  前回展示「エジプト編」の様子。現在展示中の「フランス編」は2025年1月5日（日）まで。

鳥取砂丘 砂の美術館

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• 住所：	鳥取県鳥取市福部町湯山2083-17
  電話番号：	0857-20-2231
  営業時間：	9:00～18:00（最終入館17:30）
  休館日：	開催期間中は無休
  料金：	一般800円、小・中・高校生400円

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