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唐津くんち|佐賀県唐津市

写真提供:(一社)唐津観光協会

日本三大くんちのひとつとして知られる唐津神社の秋祭り。
昼夜で異なる顔を見せる曳山が人々を熱気と興奮の渦に誘う。

豊漁と豊作、地域の繁栄を願い
個性豊かな14台が旧城下町を巡行する

九州北部を代表する秋祭り「くんち」。博多、長崎と並び、日本三大くんちに数えられるのが、佐賀県唐津市の「唐津くんち」だ。

唐津神社の秋季例大祭として江戸・寛文年間(1661〜1673)に始まったとされ、350年以上にわたり豊漁、豊作、地域の繁栄と安全を祈る祭礼として大切に継承されてきた。

見どころは、個性豊かな14台の曳山だ。獅子や兜、亀や鯛など多彩な意匠が施された曳山は、和紙や漆、金箔で仕上げられた世界最大級の乾漆造の美術工芸品で、佐賀県の重要有形民俗文化財にも指定されている。

笛や太鼓の囃子に合わせ、曳子が「エンヤ、エンヤ」「ヨイサ、ヨイサ」と声を張り上げ曳山を曳く光景は圧巻。勇壮さと幻想美が融合する三日間、ほとばしる熱気を体感してほしい。

  • 夜は提灯の灯りで幻想的な姿となる曳山。「唐津くんちの曳山行事」は1980年に国の重要無形民俗文化財に指定され、2016年にはユネスコ無形文化遺産に登録された。

    夜は提灯の灯りで幻想的な姿となる曳山。「唐津くんちの曳山行事」は1980年に国の重要無形民俗文化財に指定され、2016年にはユネスコ無形文化遺産に登録された。

  • 曳子は、 町人の祭りらしく、火消し装いの名残を伝える「おくんち装束」を纏う。江戸腹に股引、足元は足袋と草履を合わせ、鉢巻を締め、各町ごとの意匠を凝らした法被で身を固める。

    曳子は、 町人の祭りらしく、火消し装いの名残を伝える「おくんち装束」を纏う。江戸腹に股引、足元は足袋と草履を合わせ、鉢巻を締め、各町ごとの意匠を凝らした法被で身を固める。

開催情報

  • 日時: ■ 2025年11月2日(日)
     宵曳山(よいやま)19:30〜22:00
    ■ 2025年11月3日(月・祝)
     御旅所神幸(おたびしょしんこう)
     9:30〜16:30
    ■ 2025年11月4日(火)
     翌日祭10:00〜16:40

    お問合せは、唐津駅総合観光案内所(0955-72-4963)まで

唐津市の観光情報は、

※2025年10月7日現在の記事です。詳細はお問い合わせください。

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