TOP TREND EYE 【講演レポート】かみ合わせ治療で変わる心身の健康と美容

【講演レポート】かみ合わせ治療で変わる心身の健康と美容

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2022年10月30日東京品川にて、大阪大学名誉教授 丸山 剛郎(まるやま たかお)医師と、脳科学者 澤口 俊之(さわぐち としゆき)氏による、『かみ合わせ治療で変わる心身の健康と美容』というテーマで講演が行われました。
今回は、かみ合わせが全身の健康に及ぼす影響や脳の若返りなどについての理解が進み、参加者の方々の満足度も非常に高いとうかがえる講演でした。本記事ではその概略をレポートいたします。

当日の会場は参加者で満席

当日の会場は参加者で満席

この講演は一人でも多くの方に、かみ合わせと心身の健康が密接に関わっていることを知っていただきたい、そして、脳の若返りや健康長寿を手に入れていただきたいという思いのもと、無料で公開されました。
換気を意識した会場には、間隔を空けてゆったりと座席が設置されていましたが、ほぼすべての椅子が参加者で埋め尽くされていました。
この日の参加者は20代~80代と大変幅広い年齢層で、登壇者の丸山先生と脳科学者・澤口俊之氏の人気の高さを事前に感じることになりました。それもそのはず、丸山先医師と脳科学者・澤口俊之氏両名はメディアや著書も数多くあり知名度も高いお二人です。
当日もお二人が過去出演された『ホンマでっかTV』の映像をみることができました。その映像ではブラックマヨネーズの吉田さんが、丸山先生に直接かみ合わせを診てもらいます。すると、身体のバランスが瞬時に良くなるという、奇跡のシーンが見られ、丸山咬合療法にますます興味が湧いてきます。

丸山咬合療法とは

丸山咬合療法とは

丸山先生が提唱している丸山咬合療法というものがあります。
丸山咬合療法とは、丸山先生が30年以上にわたり臨床・研究を重ね、かみ合わせ(咬合)が全身の健康に大きな関係があることを理論づけたものです。さらに、その理論に基づき18000人以上の治療実績により治療法を確立し、今もなお、改良・進化し続けています。
多くの方を不調から救ってきた丸山咬合療法は、正しいかみ合わせを実現することで、心身に起こるつらい症状を改善し、より良い人生を謳歌するための治療法です。

かみ合わせで瞬時に変わる身体のバランス

かみ合わせで瞬時に変わる身体のバランス

丸山先生が首や肩の凝りを触診するなど、体調を確認して、独自に開発した装置を装着している

当日のプログラムは開会の挨拶・講師紹介からはじまり、丸山先生による講演と実演、澤口先生による講演、さらにお二方によるシンポジウムという流れでした。
なかでも興味をかき立てられたのは丸山先生による実演です。丸山先生によって開発された装置を口内に入れると瞬時にかみ合わせが改善し、身体のバランスが良くなり本来の力を発揮できるようになるというものです。
丸山先生の実演の対象者は、入場時に全参加者に配布された「全身健康チャート」アンケートに答えて提出していた二人の女性が選ばれ、代わる代わる舞台で体験されていました。

不定愁訴も改善する

不定愁訴も改善する

即興で装置によってかみ合わせを改善したところ、丸山先生が全身で力をかけても体験者の腕が下がらないというシーン

アンケートの内容は6分類、121項目にわたりチェックします。
その内容を一部紹介すると、脳について(イライラする、反応が鈍い等)、老化について(シミ、老眼等)、精神について(ゆううつ、音に敏感等)、顎関節について(音が鳴る、口が開きにくい等)、身体について(首のこり、膝の痛み等)、美容について(肌の乾燥、目が見開かない等)。
これらは、丸山先生が長年にわたって、かみ合わせを正すこと(咬合治療)によって、いわゆる不定愁訴(原因不明の体の不調を訴えること )が改善・消失すると考えられているものになります。
体験された二人の女性は、丸山先生の診断によると、あごずれが起きており、それが身体のバランスを崩しているとのこと。実際に事前のアンケートでも日頃から頭痛や肩こり、生きる気力が無いなどの不定愁訴を抱えていました。

あごの位置を正すと脳の働きが活性

あごの位置を正すと脳の働きが活性

この実演により、あごの位置を正すとその直後に脳全体の血流が増え、血流が増えると脳の働きが活性化されるとともに、長い目で見ると老化を防ぐことにつながるという一連の効果がイメージできました。
以前に新聞でも話題になったというお話で、過去丸山先生が老人ホームに入所されていた認知症患者50人を対象とした調査を行った際に、次のような結果が得られたそうです。
自分の歯で噛んでいる人は認知症も軽度、義歯を使っている人は中等度、欠損があって義歯を使っていない人は重度ということです。
いまや5人に一人が認知症になると言われている時代ですから、この非常に切実な問題を解決する手段となり得ると感じました。

脳科学的にも証明されている

脳科学的にも証明されている

続いての脳科学者澤口先生の登壇では、丸山先生の認知症になったら遅いため、その前に改善をすべきという話を受けての講話スタートです。
澤口先生と丸山先生は数々の共同研究を行っています。かみ合わせ治療を行うことで、治療前と治療後の脳の活動の変化をMRIで調べるなどの共同研究では、脳科学の分野からも丸山咬合医療により脳血流が改善することは証明されています。
脳は身体の司令塔であり、あごずれを矯正すると血流量が改善し、脳の効率化も図ることができるという脳の健康を守るために大切なことを教えていただきました。
また、脳の血流は神経伝達物質セロトニンなどの分泌にも影響するため、脳科学的に心の症状が大きく改善する傾向が見られているなど、実際の脳の画像診断の変化を見せていただくこともできました。

活動的な二人のシンポジウム

活動的な二人のシンポジウム

最後に行われたお二人のシンポジウムでは、参加者からも大変多くの質問が集まっており、質問が趣味や若さの秘訣までに及んでいました。
お二人が活動的だからこそ起きた、生死に関わる大事故からの生還の話や、病気はしないが、活動をしすぎてケガをするという話については会場からも笑いが起こっていました。
大事故を経験しても、身体のバランスが良かったから今も元気に活躍できているという、お二人の経験談は非常に楽しいお話でした。
これからの長い人生ではこのような積極的な生き方が重要だと思うと同時に、意欲がないと感じたら、あごのずれを疑ってみる必要性があると強く感じています。

レポートまとめ

レポートまとめ

実際に丸山先生のところに訪れる患者は、ご高齢であっても治療開始後に多くの方が体調を改善するとのことで、いくつかの事例をお話いただきました。
「呼吸がしやすくなり身体の隅々まで酸素が行き渡る感じがして、頭がスッキリした」
「長年の肩こり・首こりがひどく、首が回らなかったが、治療開始後すぐに首がスムーズに動くようになった」など数々の興味深い話を伺えました。
丸山先生のお話では、ヒトの毛細血管の長さは、地球の2周半もあるとのことです。
かみ合わせを改善することで、血流が改善すれば、あらゆることに良い結果があらわれそうだというのは、想像に難くない話です。
そして丸山先生は驚くことに82歳で眼鏡なし、杖もなし、30年間病気にもなっていないといわれています。
実際のお姿を拝見すると、話し方や見た目は非常に若く60代にしか見えません。かみ合わせ治療の先導者である先生ご自身が「丸山咬合療法」が有益であることをまさに実証されていると感じました。

幅広い年代の方に
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  • 港区品川会場

    日時

    2月19日(日)
    13:00〜15:30(開場12:30)

    場所

    品川フロントビル
    [B1F会議室]

    定員

    200人

    東京都港区港南2-3-13
    品川駅港南口より徒歩3分
    都営バス「食肉市場前(東京都)」下車徒歩約3 分

    品川ネット予約はこちらから

  • 千代田区御茶ノ水会場

    日時

    3月5日(日)
    13:00 ~ 15:30(開場12:30)

    場所

    御茶ノ水ソラシティ
    カンファレンスセンター

    [2F Sola City Hal(EAST)]

    定員

    130人

    東京都千代田区神田駿河台4-6
    千代田線新御茶ノ水駅B2出口直結
    JR 御茶ノ水駅聖橋口より徒歩1 分

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※2023年2月9日現在の記事です。詳細はお問い合わせください。

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