ビジネスシーンに品格を添える、英国が認めた「紳士の証」
Texts_SAYAKA NAGASHIMA. Photographs_HIDE NOGATA.
仕事のあらゆる場面で人目に触れる機会の多い名刺入れ。特に名刺交換においては、初対面の相手に持ち主の社会的ステータスや信頼感を雄弁に物語る。数ある名刺入れの中でも特別な存在感を放つのが、英国で90年以上の伝統を誇る「エッティンガー（ETTINGER）」の名刺入れだ。
1934年創業のエッティンガーは、熟練職人の技による高品質な革製品で世界中にファンを持つブランドだ。その実績は英国王室にも認められ、1996年にはチャールズ皇太子（現国王）より英国王室御用達の証「ロイヤルワラント」を授与された。その象徴ともいえるのが、手綱や鞍などの馬具に使用されてきた英国の伝統素材「ブライドルレザー」を用いたブライドルハイドコレクション（BRIDLE HIDE COLLECTION）だ。厳選した牛革に蜜蝋や油分を染み込ませ、高い耐久性と美しい艶を実現している。
今回紹介する名刺入れ「VISITING CARD CASE」は、上品で落ち着いた色の外装と、エッティンガーのシグネチャーカラーであるイエローの「ロンドンタン」を組み合わせたバイカラーが特徴だ。シンプルで洗練されたデザインに加え、マチ付きのメインポケットと3つのフラットポケットを備え、機能性にも優れる。
使い込むほどに柔らかくなり、独特の深い艶を楽しめるようになるのもブライドルレザーならではの魅力だ。新年度を迎えるこの機会に、「紳士の証」を胸元やバッグにそっと忍ばせてはいかがだろうか。
英国王室御用達ブランドであることを示す、ロイヤルワラントの紋章。「紳士の証」たる所以だ。
内装に控えめにエンボス加工された「ETTINGER LONDON」のブランドロゴ。
