TOP TREND EYE 入浴中、長風呂で大量に汗を掻くのはNG?肌にやさしいお風呂の入り方

入浴中、長風呂で大量に汗を掻くのはNG?肌にやさしいお風呂の入り方

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美容や健康、ダイエットにいいお風呂の入り方-アフルエント
お風呂に長く入ってたくさん汗を掻けばカロリーが消費できそう。熱いお風呂に入れば一気に体を温められそう。美容や健康、ダイエットに良さそうと思われるお風呂の入り方は、実は体にとって逆効果になるケースがあることをご存知だろうか。良かれと思って実践していたことが、体に負担を与えていることもある。このコラムでは、入浴中に掻く最適な汗の量や肌に負担をかけない健康的なお風呂の入り方を紹介する。

入浴時の平均的な汗の量

入浴中に汗をかく量-アフルエント
日本人の文化ともいえる入浴は、美容や健康面にさまざまなメリットがあるといわれている。実際に入浴後は汗を掻いてスッキリした気持ちになるのは、実感として認識できるだろう。大手企業が検証したデータによると、41℃前後のお風呂に約15分間浸かり、30分間安静にしていた場合、約800㎖もの水分が入浴により失われている。(※大塚製薬佐賀栄養製品研究データ2010より)こうしたことを考えると、長く風呂すればするほど、より汗を掻き、高いカロリー消費が狙え、ダイエット効果に結びつくのではと思うところだ。ただし、正しい知識がないまま実行すると、体に大きな負担を与えてしまう可能性がある。この理由について、詳しく説明していきたい。

長風呂で汗を掻くのがNGとされる理由

入浴中に汗をかきすぎるのはNG-アフルエント
適正な時間で湯船に浸かり、汗を掻くことが体にいいことは確かだ。しかし、知識を持たないまま長風呂で大量の汗を掻くのは、肌のバリア機能が低下する原因となり、健康や美容という観点から遠ざかってしまうことがある。なぜ長風呂で汗を掻くのが良くないのかを考察するとともに、肌にやさしい入浴方法をまとめてみた。

湯船の適温は38〜41℃

入浴時の湯船の温度は、一般的に38〜41℃までが適温といわれているが、これには理由がある。通常、人間の肌は皮脂によってうるおいを保たれている。ところが、42℃以上の湯船に浸かると肌のうるおいを守るために必要なセラミドをはじめとする保湿成分が流れ出してしまうのだ。また、熱い湯船に全身が浸かると肌にかゆみを伴うことがあるが、これはヒスタミンという物質が皮膚から出ていることが原因といわれている。湯船の温度を高めに設定している方は見直してほしい。

手指の状態で負担度チェック

長い時間、湯船に浸かっていると、肌がふやけて手の指がシワシワになることがある。この指がふやけた状態は、肌が水分をたっぷり吸収して肌表面の角層が一次的に膨らんでいるということ。つまり肌のバリア機能が低下している状態といえる。指がふやけたまま湯船に浸かり続けた場合、皮脂や肌内部にある保湿成分が流れ出ることを助長し、肌が乾燥しやすくなる。「湯船に浸かりながらスマホを見ている」「お風呂に入りながらテレビや音楽を見たり聴いている」このような長風呂をされている方は、自分の肌状態をこまめにチェックしてみよう。

湯船に浸かる時間は10〜15分程度

肌にやさしい理想的な入浴時間は、38〜40℃の湯に10〜15分ほど浸かるシンプルな入浴。長風呂で汗を掻いてカロリー消費を狙おうと考える方もいるが、湯船に浸かって汗を掻くだけでは大きなダイエット効果は期待できない。もちろん湯に浸かることで血行が促進されるが、そもそも人間が汗を掻く理由は体温を下げるため。長く湯船に浸かりすぎることで逆に心臓に負担をかけたり、体温が上がりすぎて熱中症状態になることがある。身体にやさしい入浴を目指すなら、長くても15分までを目安にすることが推奨されている。

お風呂に入る前にやるべきこと

入浴前と後に一杯の水を飲む-アフルエント
お風呂に入る前にやるべきことは3つ、「水分補給」「かけ湯」「浴室を温める」だ。なぜこの3つが必要とされるのか、理由を解説していく。

水分補給

最初に記述した通り、入浴時に失われる平均水分は個人差もあるが約800㎖。水分が失われると血液が濃縮し、血管が詰まりやすくなることから、お風呂に入る前は発汗を促す一杯の水を、お風呂から出た後は体内の水分を補給するために一杯の水を飲むことがよしとされている。長風呂は脱水症状を引き起こす可能性もあるため、喉の渇きを感じたらこまめに水分補給することで体へのリスク回避につなぐことができる。

かけ湯

銭湯や温泉に行くと必ず用意されているかけ湯だが、湯船の温度や泉質に体を慣らすという役割がある。とくに体が冷えやすい秋冬は、体が冷えている状態で湯船に浸かると血圧が急上昇する可能性があるのは多くの人が知っているだろう。心臓から遠い足先から順番にお湯をかけて体を温めていくことで体への負担が変わる。

浴室を温める

服を脱いでお風呂場に入ったとき「寒い!」と思うくらい浴室の温度が低いと、血圧が上がってしまう可能性が考えられる。浴室に入る前に湯船のフタを開けておく、暖房器具を使って温めるなどして、お風呂場の室内温度を上げて暖めておくことで、負担が和らぐことにもつながる。

まとめ

バスタオルで気持ちよくお風呂に入る-アフルエント
寒さが厳しくなるこれからの季節は、湯船に浸かる回数が必然的に増えてくる。お風呂に入る前は浴槽を温め、水分補給とかけ湯を行うこと、入浴に最適な温度と時間を知ること、肌の変化による危険信号を覚えること、これらの知識は、すべて肌にやさしい入浴につながっていく。

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